今日も「新宿」の話です。日誌を書いてから原稿をしようと思っているので、頭の整理をさせて下さい。
ご存知、歌舞伎町・ゴールデン街は大正以降の盛り場です。慎兄ちゃん開業の頃は、田舎だった場所です。高層ビルが建とうとは夢にも思えなかった場所です。
慎兄ちゃん・一の歌舞伎町・ゴールデン街よりも古く、現在新宿と呼ばれている場所には、花街がありました。吹の所の、十二社です。淀橋浄水場跡あたりです。(吹の仮名称は十二社。都庁前の仮名称は西新宿なので、吹の方が十二社にゆかりがある。)
熊野神社あたりは歩いた事があります、新宿中央公園に行ってみたいと思い都庁前駅で降りました。公園を横切った所に神社があって、涼しかったのを覚えています。
何となく、ミラトレっぽい場所を探して歩いたのですが、偶然、十二社に寄ることが出来ました。今でこそ、一や零二の方面に人は集まりますが、吹の所の十二社もしのばせる感じがして私は好きです。きっと、ここが古典的な盛り場だったのだと想像させてくれます。
十二社は盛り場としての歴史の幕を下ろして、その地位は新宿駅方面に移りました。一の所の歓楽街としての歴史は、吹とつながっているのではないかと思えてならないです。兄弟ですし。
吹の所は繁華街から遠い存在見えて、実は昔の賑わいを胸に秘めていたらいいなと思います。
(一が「僕の遺伝子には〜」と昔の浄水場の話をエスコートボイスCDでしている。十二社の花街には触れていない。女性向けコンテンツである故の気配りかもしれないが、戦前の東京の香り高さは花街抜きにして語れない。)
平成23年7月23日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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