SCCお世話になりました。参加された方、お疲れ様でした。新刊は今回ありませんでしたが、受かれば夏コミ、または夏大阪で新刊を出そうと思います。よろしくお願いします。ルザ高、キン高の漫画・小説本です。
パプワサークル様のチラシを2種お預かりする事になりましたので、夏やスパークの会場でそちらもお渡しできたらと思います。南国&PAPUWAアンソロジーが冬コミで、マジック×シンタローアンソロジーが春コミに出るそうなので、一読者として今からドキドキします。マジカル☆マジック
■自分はルザ高でキン高ですが、皆さまが想像されるルーザー×高松と合っていないかもと思います。ルーザー様、そして高松とくれば、どう転んでも辛く悲しい話になるでしょう。(キン高はどう転んでも、キャリアウーマンのおかんと素直で可愛い孝行息子)
本人達そのものの性格が破滅的と言うか、他人を不幸にして顧みない荒ぽっさが自分自身にもはね返っているというか。「人は不幸にしてもいいから、自分だけよければいい」とも思わないだろう、ルーザー様と高松の潔さが好きなんですがどうでしょう。
■そんな悲しさ、切なさが彼等のベースだと思いつつ、まるで普通の女性の様に、「好きな人と好きな人の子供と、幸せに暮らしている高松」を想像してます。破滅的なルーザー様の人生を思えば、その息子のキンちゃんも相応の生き方になるだろうと思いますが、ルーザー様はキンちゃんにまっさらな人生を歩んでほしいと思っているようです(南国終盤より)。そんなキンちゃんの「これから」には、母であり伴侶の高松がいるわけで。
ルーザー様って殺人鬼の様に言われて当然の人なんですが、結局全てはマジックやハレ、サビのためだったんだろうなと思います。自分の楽しみで殺傷を繰り返していたのなら、いざという時に自分を正当化したり、罪から逃げようとすると思います。いずれも選ばなかった所が、流石高松の選んだ人なんだろうなと思います。
■高松は素晴らしい人を好きになったのだと、キンちゃんくらいには誇っていいと思います。恐らく控えめでもルーザー様の事を話しただろうから、南国後キンちゃんはお父さんそっくりの髪型や服装、仕事になっても違和感を感じないのでしょう。大好きな高松の大好きな人なら、面識がそんなになくとも、お父さんを好きになれると思います。
ルザ高にはキンちゃんがいて、キン高にはルーザー様がいるというか。カップリングでなくてもいいんですが、それだとピュア過ぎるので、やっぱり24年空けて、高松には「恋人」があっていいと思います。パラレルで「研究者夫妻とその息子」として書くのも好きです。(高松に節操がない)
・・・蘇りルーザー様がキンちゃんの体を借りて高松と話すとか、蘇りルーザー様が高松に隠れてキンちゃんと話すとか書いてみたんですが、違和感を感じて途中で止めました。前者はキンちゃんの体を借りるのは何だかなあと思い、後者は単なる父子間の高松争奪戦になって、他界中のルーザー様が負ける話になってしまったので。
・・・ルーザー様の事を考えていたら三国志の周瑜を思い出しました。「生き抜いた」姿に惚れるのであって、こちらの要望で「実は生きていた、蘇った」とかしてしまうと、感動が薄れてしまうものだと周瑜を好きになった頃知りました。 |
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