・おそ松さんの扶養家族の話の時。6人とも自己主張があって面白く見ました。トド松の立ち回りの上手さが、ほんの少しでもいいからカラ松に譲られるといいなと思いました。
カラ松がどうしても皆に置いて行かれるのは、皆のテンポを見てから自分の行動を決めているからでしょうか。優しいとも言えるし、決断力がない訳でもないのは随所で分かります。ただしトド松の様な俊敏さが少ないのかもしれません。
チョロ松が「孫は親のステイタス」と言っていたのが、ちょっとショックでした。結婚も子宝もステイタスだから人は選択するのではないと思うんですが、いつか新家庭を持ちたいというチョロ松のユメが口走られたという事でしょうか。
ユメを持つのはいい事ですが、もしステイタスだからと言う理由で結婚・子宝に進んだ場合、チョロ松とその奥さんと子供?のうち誰かが死にたいくらい悩んで苦しむ事になりそうです。全部見栄じゃん、と。
・ユーミンのCDを図書館に返して来ました。ユーミンと言えば苗場ですが、20年くらい前の苗場は東京や大阪に負けないと言うと言い過ぎですが、四季問わず人の集まる所でした。
過去、群馬県民でもお食事をするためだけに、県境を越えて苗場に行く時代がありました。軽井沢や箱根の様なステイタスが当時の苗場にはあったのだろうと思います。スキーブームと言うか、日本中にお金が飛び交っていた頃です。
今、西武は安比奈がとうとう廃線になり、会社は再度上場したそうですが、赤坂プリンスはもうありません。時代の流れですが、苗場、ユーミン、スキー、自分の中学時代と夢の多い時代でした。
自分が高校に上がる頃、バブルは消え去っていました。ユーミンの様な恋をする事もなく、好きな事だけ自分は選び、現在に至ります。恋もサンタもバスルームにルージュがなくてもいいから、文学部卒予定の自分に仕事をくれと学生時代はもだえました。
ユーミンの世界は完璧なので、これはあくまで自分の感想ですが。男性はサンタクロースにあらずと思います。むしろこっちがセクシーサンタなり、美味しい手料理などしてもてなしても、「ママの味と違う」とか言い出しそうです。
キンちゃんはもし女性と付き合う事になったら。決して彼女を高松と比べてはいけません。高松より全力でキンちゃんを愛し、守ろうとする人はいません。それは高松はルーザー様を愛しているからで、キンちゃんの力で勝ち得た愛とは言い切れないものです。
キンちゃんは、ユーミンの様な愛情物語を演じなくてもいいから、苗場が寂しくなっても、雪や氷にロマンスを求めないでもいいから。好きな人を置いてどこかへ行ってしまって欲しくありません。
哀愁とかほろ苦いムードとかより、どんな嫌な奴になっても、好きな人がいるならキンちゃんには生きていて欲しいです。ユーミンの歌は綺麗で、いやしく汚くても生きる自分(と高松)には天上の声過ぎました。 |
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