■只見線のことを考えていました。恐ろしく本数が少ないことと、メインは車窓からの風景であるということをまず思います。うっかり下車などしようものなら、飯田線より大変なことになると思います(あっちは特急もあるし、駅と駅が近いところもある)
過去、グンマ〜会津川口〜会津若松〜新津〜グンマという旅をしました。調べると、それが一番有効な乗り方のように思えました。逆に言うと、ほかに思いつきません。グンマ〜会津川口〜グンマと往復で同じ道を乗ってしまうと、雄大な只見線の景色が半分味わえません。
これは会津若松に敬意を表しに、完乗がいいなと思えてきます。新津方面は慣れた道なので、三色だんごを食べながら帰ってきたいです。
■私の家の話なのですが、小さいころ。
・アマチュア無線機 (当時は携帯もパソコンもない) ・一眼レフカメラ 数台 ・大きめのバイク ・たびたび買い替える自家用車 ・珍しい山野草の植木鉢 ・着ない紳士服多数 ・テニスラケット 他、スポーツ用品 ・皿など古道具多数
なんてのがゴロゴロしていました。3人の育ち盛りの子供がいるのにです。家は農家で、母はパートです。父は自分の収入の結構な額を、趣味に費やしていました。
妻や子供についての出費は、爪に火をともす勢いだったのに。私が、ブラジャーやCD、スキンケア用品等を欲しがると、鬼のような顔だったのに。今後決して父の介護はしたくないし、別に私が今となると父を好きだとは思えないのは、おかしなことではないと思います。
(よく夜勉強していると、光熱費の無駄だとブレーカーを落とされた。)
■ピアノの森って。びっくりするくらいの、カイのサクセスストーリーですが、テンポもいいし、まとめて読むと個性的なキャラも多く、グイグイ読めると思います。
映画公開当時から、掲載誌が変わったり、休載があったりの苦難を思うと、リアルタイムで応援していた人は苦労されたろうと思います。
ひねた所のない、素直な作品だなと思います。「ひねた」というと、その役回りは雨宮父子の役でした。パパも修平も、純粋で素直で、真面目で努力家で、しかも大成功していると言っていい人達なのに、なんで最後近くまで、阿字野&カイを敵視していたのかと思います。
プロとはそういうものなのかもしれませんが、修平に「嫌いだった」と言われてガーンとなっているカイに、読んでいるほうがショックを受けました。修平の悪いところとか、一切カイは言いません。「オイラが悪かった」と思える子です。もうこれは、レイちゃんの母親業が花丸だった証のような気がします。
修平のママも、全然悪い人じゃないのですが。ワルシャワで旦那や息子の後援会のおばさま達と、一緒にいる彼女。修平がガチでおばさま達を嫌がっていました。修平はピアノのレッスン自体、「イヤだった」と言います。ママの頑張りは頑張りでいいとしても、ママのすることなすこと、修平は嫌そうです。 |
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