 ■信越線って長くて、グンマ側から見た時と新潟側から見た時でかなり印象が違います。
磯部温泉あたりを乗っていると、「ああこれから長野に向かうんだな」と今でもふと思えてきます。それだけ深く険しい山に向かって走る路線です。
青海川あたりだと。まるで瀬波温泉のあたりの風景のように(あのへんは羽越本線)、明るい砂浜の景色が続きます。
それだけ信越線が長くて古い路線ってことですが、流石に最盛期でも、高崎から新潟まで、一気に走った事はないそうです。(関東〜新潟なら、磐越西線ルートもあったし、横川あたりの崖っぷちをそう頻繁には通れなかったせいか)
■あんまり意識してしないのですが。
偕成社のルパンシリーズ、別巻でない方を全部読んでしまいました。一年かかったので、813のあらすじとか覚えている自信がないです。
とりあえず、後半のルパンは慈善家っぽい・探偵っぽいのが分かりました。美女がからむと、俄然やる気になる人なのは全巻通じて変わらないようです。そして関わった女性達は、次の巻にまず出て来ません。
最後の冒険も読んだのですが。そう言えばルブラン自身が出て来ませんでした。始めの頃の、ルパンとルブランが普通に会話しているノリが好きです。
■ムーミン谷に行けないなら、行った気になって・住んだ気になって過ごそうじゃないかとふと思いました。そう思うと、いつものココアも美味しいです。
多分ムーミンの世界は、いわゆる「子供の世界」なんだろうなと思います。いつでも台所にはママがいて、美味しいパンケーキを焼いてくれて、手間のかかるジャムつくりを面倒がらずしてくれるのが。
周りの人達も、何故か「知っている」人ばかりで。(間違ってもムーミン谷に、下校中の少女の善良さにつけこんで、常態的にわいせつ行為をする「近所のおじさん」はいない。日本全国にはいるけど)
いつどうやって、お金ってもんが家計にキャッシュ・フローするかなんて全然考えていなくて。
楽しく無害に遊んでいれば、むしろ褒められて。
ついでに言うと、父親ってものの重さがあんまりない世界。ムーミンパパは作家業で冒険家だけど、威張り散らすことは少なく。スナフキンのパパに至っては、回想にしかほぼ出て来ません。
スニフにも立派なご両親がいるんだと知った日には、大変驚きました。 |
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