madeingermany

■ 宮脇氏 　　[ NO. 2021122001-1 ]

■咀嚼と言うか二次創作というか。好き〜と思って読んだり、あれこれ思索した結果、原典（版権等）と自分の中のイメージが別物になってしまい、原典に触れにくくなったことがあります。 すごく悲しい事なんですが、多分諦めた頃に原典に触れて、また楽しめればなんて思います（漱石の小説は何１０周もしてまだ好き） ■涼介の夢って、なんで医者じゃダメなのかなと。マーキュリーの夢は、ママの様な医者でしたし。 涼介って、本来東大だの慶応だの行ける学力だったはずなので、群大に進学した事自体「親の都合」としか言えませんが、医学部進学、医者の道まで「親の都合」だからでしょうか。 涼介 その理屈で言うと、「病院の次の後継ぎのため」に「丁度いいお嫁さん」をもらって男児を設けるところまでセットの人生になりますが、それでいいんでしょうか。 早晩涼介も、「結婚しないといけない」状態に追い込まれて、香織さんに似た苦悩を味わうのかもしれません。でも本当に不幸なのは涼介と結婚「しないといけない」どこかのお嬢さんだよなと。涼介の夢は結局車にあるので、嫁や子供の彼の中の順位は多分悲惨そうです。 ・・・高松の場合、完全に生きるスキルとして割り切って医者をしているのでしょう。彼の最大の夢が香織さんよろしく「好きな人とずっと一緒にいること」だったので、かなわなかった以上、割り切りがいじらしいというか周囲の人間には困惑の元と言うか。 ■乗り鉄の祖の一人と言えば、宮脇氏ですが。普通にサラリーマンをしながら、ほぼ踏破したと聞きます。へえそうかと思ったものですが、相当な事です。 当時なので今より電車の乗り心地はよくなかったはずです。遅いし、でも今より路線と本数は確実にあり、風情もあったろうから楽しかったのでしょう。 ライターとかじゃなくて、完全に兼サラリーマンだったらしいのが恐ろしいです。もう趣味の域というか趣味でもあったのでしょうが、疲れなかったのかなと。旅先で温泉や美食はたしなまなかったらしいです。それでいいのか？と思いますが、純粋に「乗る」楽しみを書き残した事は偉大です。 「彼氏とラブラブ鉄道旅行☆」「ファミリーに最適☆何とか路線」等だったら、困るなあと（でも趣味って、趣味だけを楽しむんじゃなくて、あくまで「友人と☆」「彼氏と☆」「ファミリーで☆」な人が多いそうだから、やっぱり「イヤ」な部分はある。） 彼氏は路線だし、家族は路線だし、友達も路線だしとか言い出したら、地球上に住めないくらい白眼視されるだろうなと思いながら、怯えて暮らしています。 ------WebKitFormBoundarypB7Q0ys5abh6rFl9 Content-Disposition: form-data; name="image"

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