 ■愛車が日産車なんですが。イニDの作者に「エボ嫌い」「日産嫌い」という都市伝説があります。
主役とも言える啓介に、エボとGT—Rが嫌いと言わせているので、そんなにハズレでもなんだろうなと思います。自分とすると、「わーいZだーシルビアだー(スパイラル)」くらいにしか思いませんか。
拓海は
タイヤ四つあって走れば立派な車、とか言います。拓海がゴテゴテの車検ヤバいようなチューニングカー以外は車じゃないとか、巻数が進んで言い出したら、悲しくて私が泣いたと思います。
(京一は自分が「ハイパワー〜」がいいってだけで、別に世界中の車に喧嘩売っている訳じゃあ・・・ないと思う。拓海のハチロクについても、確かにハチロクは一年後、無理がたたったのか走れなくなっているし。滅茶苦茶軽量化他したから、もろくなった?ことはないのか)
■シャーロットのごく晩年の小説を読みました。幼児がひたすら家族から虐待される話。決め台詞は「こんなの耐えられない!(虐待される幼児)」「神様がお救い下さいますよ(家の使用人)」(※ジェインエアも虐待の話だった)
あーディケンズ?と思いましたが、多分違うでしょう。あまりに晩年過ぎて、途中で終わっていてよく分からない文章なのだそうです。
それにしても、シャーロット、暗い
ギャスケルの書いた伝記を読んだシャーロットの友人が、「いやこんな不幸で不美人でなんてダメ」と思ったそうですが、じゃあ作品は?というと大体暗いです。
ブロンテ姉妹のものは大体そうですが、比較的大人しいアンでさえ、有名作は「夫に暴力を振るわれ、子供を連れて逃げて来た女性」の話です。浮気、浪費、暴力、怠惰、大体の男性のしそうな事がドッサリ書いてあります。
嵐が丘→ダブル不倫、DV、幼児虐待、他
シャーリー→男に殴られたい(DVの内面化?)
ワイルドフェル→暴力から逃れたい女性の話
ジェインエア→重婚させられかける、前妻は夫から全財産を奪われ、夫に追い詰められ発狂の後、焼身自殺(こんな男と何故結婚する)
なるべく現実的な、男が書いたとも女が書いたとも分からない小説にしようと思ってこれ。身近に、甘やかされて完全にダメになった見本みたいなブランウェルがいるので、モデルには事欠かなかったようです。
シャーロットこそ、結婚しなくてもよかったのでは。パパが死ねば、完全に「孤立」するから、それはイヤだったのか。シャーロットは自分の時間がなくて、家庭教師が嫌だったのに、結婚しては同じなのでは。
結婚はカラー・ベルの死 |
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