 ・正月はダラダラすることに決めているんですが。そもそも降雪等で無理が出来ない時候だし、余程選ばないと観光地は激混みかお休みじゃないかなと思います。
知っている温泉地がいいなと。どこに何がおいてあって、どんな女将さんか分かっているくらい、馴染んだところがいいなと。
京一の家はそんなところをイメージしています。派手な高層ホテルは似合わないし、高くても二階建ての和建築がいいです。
かつ、何泊しても、何回泊っても、「まーお子さんはお家??」「ご主人様はご一緒じゃなくって?」とか聞かないところ。「旦那様のお金でご旅行?」とかになると、アタシどっかのお妾さんだっけ・・・とまで思わせます。子供は兎も角、男の金で温泉に行きたくないから、働いていますよと。
観光地って、初見で「まあ、お子さんはどこ?何人?男の子?女の子?」と聞かれる場合もあるので、適当に「今日は母に預けた」等誤魔化そうとしたら、「保育園はどこ?」とかジャンジャン聞かれ、閉口したことがあります。
「母乳?粉ミルク?」的な、ある世代にはカジュアルな話題なのかもしれませんが勘弁してほしい。(華厳の滝を有する日光市で、まさかそんな話題・・・どうだろう、分からない、この世のことなのだからないとはいえない)
・古文の授業ではないですが、小説等だと分かっている事って書かれないんだよなあと。
若草物語の四姉妹が「貧乏に耐え」「金持ちがうらやましい」等言いながらも、奉仕作業等に精が出せるくらいの家柄
漱石も、貧乏で孤独と言うけれども、子沢山で普通の官僚くらいはサラリーがあって、大学や同じ趣味の友人も多数。
もしかしてブロンテ家も、孤独、寒々とした、貧乏とあれこれ言われますが、きちんと「階級」のある家でもあったんだろうなと思います。
ただしパパが存命していないとダメで、何故シャーロットがあそこまでパパにこだわったかって、「暮らすため」とも言えそうです。オースティンの気ままなヒロイン達の消費生活なんて、シャーロットには読んでも不愉快だったかもしれません。
ジェインエアのような世界も本当だと思いますが。識字率を思うと、彼女達の「地位」は確立していたとも言えそうです。(だから家庭教師になるんだけども)
・・・・だから、結構文明の進んだ世界っぽいのに、代書屋がいるヴァイオレットエヴァ―ガーデンの世界が飲み込めなかった。カトレアさんみたいなポジションなら分かるんだけど。 |
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