madeingermany

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...... 2024年03月11日 の日記 ......
■ 家庭の誕生   [ NO. 2024031101-1 ]

下げておきます































































































・真子って難しいなと。もし涼介が碓氷にレッドサンズ時代に遠征して、「君って速くて魅力的だね、俺と結婚を前提に付き合って下さい」と言えば満足すると思いますが。

仮に涼介と付き合っても、真子、長い事なく涼介に飽きるんじゃないかと思いました。涼介は白馬の王子様に見えてそうでもないから。



真子、アニメで池谷に「ハア―ッ!アンタ、走り屋の女ってイイよねとか言ってたよねえ?」という顔をし、ドリフトを嬉々として語る池谷にも、「アンタ、ホントにドリフトってモンを分かってんの?」という顔でした。

とてもじゃないですが、恋に落ちた感じじゃない気がします。あえて言うなら、「涼介さんどころか、このアタシ以下の走り屋なら、こっちの思うがままに出来るからいーや」という感じがしました。



流石にそこまで池谷も零落していませんが。ただ、慎吾の時はバトルでスッと分かり合えたのに、真子については、走ろうが話そうが、人と人の隙間が埋まりません。

真子と池谷、承認欲求のぶつかり合いと言うか、小芝居の連続と言うか、あまりに真子が速過ぎて、アニメだとこの後涼介戦があるんですが、真子の方がメインのような気さえします。真子、直線のない碓氷だけにド迫力でカッコいい。




・家庭の誕生、という新書を読みました。以下雑感です。


あーそうだよな、と思った。家庭、家族、夫婦、親子、等、余りに「自然」とされるものは、よくよく調べると人為的なもんだったね、というお話。

大体

昔の金持ち、上層の家には

「お妾さん」「女中さん」がほぼ絶対にいた。原作のサザエさんでも「お手伝いさん」は出て来る。

ママが一人で、パパのセックスと飯の世話、育児、そして「じいさん・ばあさん」の介護をする、なんてのは、ごく近代の話になる

「介護」をあまりに簡単に考えている、近代の偉い人達。男女分業の地獄




仮に、輝かしく「愛にあふれた夫婦とその子供がいる家庭」を仮定して。

子供は高校を卒業すれば、家からいなくなるかもしれず

残るのは、「家事も介護もオンナの仕事!!!」と言い張るじいさんと、全部やらされる「おばあさん」になる。地獄も地獄だなと思う。それが、近代の民主的な家族の姿じゃないかなと思う

端的に言えばだけど、愛とか何とかじゃ、介護は出来ない。ギリギリ家事は出来るかもしれないけど、看護・介護は本当にプロの出番だなと思う。単純作業?はあるかもしれないけど、マジで頭脳戦だし、普通の人には正しい知識がない



なんでこの新書が生まれたかというと。こども家庭庁の発足故の、疑問かららしい。

自分と同じ事を考えている人がいてよかったと思った。子供を守る官庁があるのはいいなと思ったけど、「正しい夫婦、正しい家庭、正しい親子を目指そう!」とか偉い人が言い出すなら、ゾッとする。

すみませんね、家庭が築けない大人でと思うし。

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