ロスキャンのアローンについてなんですが。彼はハーデスとしての意志ではなく、アローン自身が願う救済の形として、絵を描いていました。
パンドラはアローンに激怒し、ラダもアローンに従うよりも、次の聖戦へ望みをかけていました。でも人間だったアローンが願った「救済」の意味を、サーシャとテンマは以前から気がついていました。アローンの抱えていた絶望を察していたのでしょう。
人は生きていても苦しみ、死後冥界へ行っても苦しむ。だから魂を絵の中に固定してしまう、ロストキャンバスがある・・・・(←という解釈でよかったのでしょうか。)
よく、サーシャとテンマはアローンを止める事が出来たなあと思いました。最後まで希望を捨てない、それに尽きたのかもしれません。
先月の最終回でロスキャンの本編は終わりました。来週から、黄金達の外伝が始まるそうです。最終回を迎えた辛さを、黄金の外伝が読めることで耐えていたので、実に楽しみです。
アニメのエルシドは中井さんの声がよく合います。(私のイメージするシュラは、草尾さんの声です。どこまでイメージ仕切れているのか分かりませんが、声に弾力があって、かつ歯切れのいい感じは常に求めています)
先代黄金で非常にしっくり来たのは蠍座でした。病気だったという設定でしたが、ミロをベースにした性格ながら、さらに破壊的に凝縮されていました。
遊佐さんの声があっていると思います。一見ひょうひょうと見えても、刺すような痛みを与えるかの如く演じてほしいです。デジェルも平川さんがあっていると思います。
アニメージュのグランプリを見たら、10数年と比べ、すっかり世代が代っていました。役者さん達はお若く見えても経験・実績がしっかりある方達ばかりなので、時間の経過にただ驚くばかりです。
昔の世代のアニメや、当時から活躍されていた役者さんを懐かしむ気持ちもあります。ですが、例えば小野さんの多彩な声の演技を聞いていると、若い役者さん達に出会えた事を嬉しく感じます。
平成23年5月13日 竹淵 拝 madeingermany |
|