考えるだけならタダだろうと、アスプロスとエルシドのことを考えていました。劇中での接点は、ほぼありません。あえて言うなら次期教皇候補のアスプの、事実上の対抗馬の支持者がエルシドだというくらいです。
エルシドを見る限り、聖域の中枢のドロドロした部分は深くは触れていないと思います。シジがサーシャとかなり密接に付き合っていても、エルシドは意外な事に、距離を取っている感じです。政治は苦手なのかもしれませんし、自分の出来る範囲の事に全力を尽くすタイプなのでしょう。
エルシドは聖闘士としての使命に誰よりも忠実で、よそ見をしないからこそ信頼されているのでしょう。テンマ・ユズリハ・耶人がパンタソスの夢の世界へ囚われているなか、彼は寝てても聖闘士をしていたくらいですし。
もしシジにアスプがガン飛ばしてたら、シジは笑顔で返しそうですが、隣にいるだろうエルシドは、思い切り睨み返すか、アスプをすげなく無視しそうです。
次期教皇が決まる時も、アスプはセージを殺そうとはしても、シジを殺そうとはしなかったのでしょうか。セージならやれそうでも、シジと拳を交えるのは大変なのか。
セージを殺そうとした時、マニかシジが護衛についているだろうとは予測していたアスプなので、シジといつか交戦する予感はあったでしょう。
アスプはデフテが近くにいても、いつも孤立していて、寂しそうに見えます。アスプの欲望がそうさせるのでしょうし、他者から認められたい願望が、他の人より強い人なのかもれいません。
次代のサガに、少なくとも3人の支持者がいるのは、先代のアスプの願いだったのかもしれません。本当はシジにエルシドがいるように、自分もエルシドのような存在が欲しかったのかもと思います。
どんなに強くても、周囲から孤立して戦うのでは辛いでしょうから次代の双子座を愛し、認めてくれる「誰か」をアスプが無意識に望んだのかなと。
それででもないですが、だからサガにはシュラがいるのかなと。ものすごい手前勝手な理屈ですが、そう思うとアスプも浮かばれそうです。拙宅のシュラが先代双子座の思いまで知って、サガの側にいるのかは分りませんが(またあり得ませんが)、そう思えば私が楽になります。
以上、考えるだけならタダということでお見逃し下さい。
平成23年5月21日 竹淵 拝 madeingermany madeingermany193☆yahoo.co.jp |
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