思ったのですが。ミラトレの面白さは6人のキャラがなんだかんだ言って、一致団結出来るところだと思います。6人の使命は「悩める淑女の力になる」ことですね。「私達駅が責任をもって貴方の悩みを解決させて頂きます(都庁前)」
その最大のテーマと「擬人化」「美麗男子(・・・うん確かにそう)」の部分がどう噛み合うかが、この作品の命題だった気がします。
私の場合は「取りあえず見てからだね」と思って、鑑賞しました。以前コミケのカタログで、鉄道スペースに知らないタイトルの作品があるな、と思ったのが最初の接点でした(ジャンル配置に悩む作品かもしれない)。青春鉄道で鉄道擬人化に慣れた矢先でしたので、割とスムーズに鑑賞しました。
残念なのは6人の個性や、キャラ同士の関係がしっかり見えてくるのに、時間がかかることです。彼等が誇張された如く「美麗男子(顔だと都庁が好み)」であるが故に。声まで美麗です。
「悩める淑女」のために奔走している時と、駅同士でわいわいしている時の姿にギャップがあるため、「え、新宿はこんな奴だったのか」と思うまで、若干の時間を要します。
淑女の力になろうとする姿はよいのですが。例えば、新宿が都庁と実は息がピッタリだとか。月島と両国が友達同士だとか。派手めに見える六本木が、実は手に負えないくらい内気だとか。汐留が若いけど動ける子だったりとか。物語の後半まで見ないと、分らないかもしれません。新宿と都庁については特に(都庁があれがまた)。
ミラトレならではの、好ましいアバウトさがもう少し伝わる構成だったら、アニメ2期も遠い夢じゃなかったと思います。
シュラに愛を叫ぶ10のお題 07.星となって
シュラが十二宮戦で星になる場面は、本で何回も描きました。シュラを一時的にとはいえ復活させたハーデスが、まさしく神に思えました。
シュラは13年前の反逆の報いだと思って、星になることも受け入れると思います。罪から全く逃げ切れるとは、彼は思っていなかったでしょう。
でも、シュラの回りの人は泣きますね。私が出した本ですとカミュがまず泣いて、サガが泣き崩れて、アフロがサガに活を入れています。拙宅のサガは、シュラがいないと生きていけないかもしれません。
星になってアテナを守ろうというシュラの思いを、否定する気持ちはありません。ですが私がサガでしたら、やることを済ませて(=アテナの盾を星矢に示す)、数時間後に後を追うかもしれません(・・・・実際サガは追っています)。
平成23年5月26日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp(☆→@)
(6月5日ゲルマンオンリー、 同月18日☆矢オンリーに参加致します。 よろしくお願いします) |
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