予定していた枚数分、原稿を描きました。あとは表紙を描いて、前書き等付けようと思います。最長で70ページ以上あった本も過去あったので、今回は小ぶりな本です。漫画、小説を実験的に両方入れてみました。以前、小説用原稿の書き方が全く分からず右往左往しましたが、今回はややマシになったかもと思いました。
アニメに出ていた全ての駅は描きました。割合でいうと新宿ブラザーズで過半数なのですが、全駅好きなんだぜという気持ちは込めたつもりです。
JR新宿駅西口の大階段を、ブラザーズになった気持ちで歩くかの如く、楽しく描かせて頂きました。
アニメのミラトレ10話の「大江戸線にほえろ」の雰囲気を求めようかなと思って、求めませんでした。ミラトレらしい大らかな味、地平や水上を地下鉄の車両が走り回る大胆さは大好きなのですが。
(以下は雑感です)
ブラザーズが都庁前にあだ名を付けられて、部下の刑事になる所が想像できなかった。あだ名は恐らく吹が「清水橋」、零二が「キムチ」、一が「歌舞伎」とか何とかだろうか。都庁前のネーミングセンスは時折人智を越えるんじゃないかと思うんだが。
黒の駅・凛太郎の手下役で車両ジャックするブラザーズも、想像できなかった。ブラザーズは、凛ちゃんの命令でも都庁舎爆破計画に参加する事はないと思う。凛ちゃんが悪事を企てたら、ブラザーズはどうするんだろう。凛ちゃんの手下になるブラザーズも、都庁前の部下になるブラザーズも「ない」と思った。
でも大門が凛太郎を狙撃するのはいいなと思った。凛ちゃん、一回以上は大門から住んでいるマンションを狙撃されている気がする。都庁前がらみの感情のもつれで。大門が都庁前と凛太郎を別れさせたくて、思い詰めた行動に出ればいいと思う。大門と同じくらい思い詰めてるけど、行動にも表情にも出さない吹から、それとなく必要以上の狙撃は止められていそう。
何故って凛ちゃんが狙撃されたくらいで、自分の考えを撤回しないだろう事を、吹はよく知っているから。逆に凛ちゃんが本気で怒れば、大門の身が危険にさらされる恐れすらあるだろう。多分自分が関わっているのに何も出来ない都庁前を無視して、コンクリートジャングルでの大門と凛ちゃんの激戦が始まれば、駅の利用者に甚大なる迷惑を被らせてしまう。吹的には、取りあえず穏便に抑えたい所。
(雑感終わり)
原稿中、大門の持つショットガン風水鉄砲の絵が分からなくて困りました。ファンブックにもショットガンの全容が載っていないんです。困ったので、取りあえず手元に資料があったマスケット式を持たせました。
今まで、戦車とか普通に出てきた漫画(ヘタリア)、思考より先に手が出る漫画(車田作品)、肉弾戦大好きな漫画(ドラゴンボール)、メカより人間がある意味強いアニメ(ジャイアントロボ)等を二次創作させて頂きましたが、ミラクルトレインは自分史上、もっとも大人しい作品かもしれません。(原稿はどれも似たり寄ったりなのは何故なんだ)
平成23年7月26日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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