アニメのミラクルトレインについて。「ミラトクルトレイン」とは、メディアミックスされた全てを指す名前であり、アニメで大江戸線を走る都市伝説の車両でもあります。以下は、アニメの車両についての雑感です。
①この車両について、既存のダイヤ・路線は考慮に入れる必要なし。
②車体に質量があるらしいので、幽霊電車ではない。
③女性客と手を繋ぐ、話すなどの行為が出来るので、六本木達はお化けではない。質感はある。ただ既存のダイヤ・路線と一部パラレルで走っているあたり、パラレル車両・路線なんだろう。
④既存の大江戸線の豆知識的な事をよく劇中で話すが、「貴女がご利用されるおつもりだった路線・車両は大江戸線ですが、今乗車されているのはパラレル路線・車両です。不安にならないでねＶたまに異空間へ脱線するよＶＶ」不安になるよ？
⑤アニメ冒頭のナレーションからすると、割と広範囲にミラトレの車両は走っている。
⑥パラレル車両・路線なので、レールの幅とか気にせずに走ってそう。都内のメトロ・京急・東急・西武・東武・ＪＲ線にも出没してそう。
⑦え？
⑧第３軌条である銀座線・丸ノ内線にも、あの車両ならお構いなしに走るだろう。架線も軌条もいらない子。都営なのに、リニアなのに、ミニ地下鉄なのに、大江戸線なのに。ＯＰで宇宙すら走ってるし。
⑨他社の駅にとってミラトレは脅威だと思う。緻密に組まれた繊細なるダイヤ上を、遠慮無く走られた場合、最早天災。（※今日はこれが言いたかった）
⑩どこの駅も、大江戸線の駅と喧嘩しようとは思うまい。乗り入れ・他路線との直通がない大江戸線だからどんな車両が走ろうとも自由だなと思っていたが、凛太郎が暴走させた時のフリーダム具合からすれば、ある意味首都の凶器となりうる車両。
なんでこんな雑感を書いたかと申しますと。「全国の鉄道」「東京の地下鉄」「東京の地理が分かる」とかいう本を、続けて読んだからです。どれも面白い本でした。
でも、少なくとも六本木達がいるミラクルトレインを理解するには、要らない知識だったかもしれません。ミラトレは「ライトな鉄道もの」を目指しているらしく、かえって鉄道関連の知識が邪魔になる時があるのです。新キャラの池袋君などは、最早鉄道の駅ではありません。地域擬人化キャラです。
江戸・東京の歴史等も、調べてみれば面白い事だらけですが、これまた六本木達にはあんまり関係なかったりします。「東京を知ろう！電車って面白いよ！」と言いながら、なんか朦朧としています。「ライト」って何ですか。
⑪まあそんな暴れん坊な車両だが、西新宿五丁目吹・新宿西口一・東新宿零二は基本的に乗っていないんだ。大好きな凛ちゃんの顔見に、悩める淑女でもないのに３人は、好きなタイミングで乗車してくるよ。
彼等のホームは新宿なので、六本木達が来たら大江戸線の駅として協力するけれど、普段は他の私鉄やメトロ、ＪＲ、都営新宿線との方が接点が多いんだ。私鉄の百貨店の店員さんとは大体顔なじみだよ（多分）。新宿って素敵だね。
（※今日言いたかった事の２つ目。一応ミラトレについて長々考察はしてみたが、新宿ブラザーズにとってミラトレは「凛ちゃんの勤め先」なんだと思う。なんかスッキリした。）
平成２３年８月５日 竹淵 拝
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