牛込神楽坂について、考えていました。いい男ですが、プライドが高そうな感じです。彼も大江戸線の駅なので平成生まれと思われますが、何とも荘重なイメージです。
そして彼は新宿区の駅です。大江戸線だけでも新宿の駅は
西新宿五丁目(200メートル先は中野区) 零ちゃん(仮名称は西大久保) 新宿西口一(その名の通りJR新宿駅西口にある駅) 都庁さん(丸ノ内から移転してきた背高さん) 凛ちゃん(実は渋谷区在住) 代々木君(新宿の親戚。近隣のお店も新宿店と名乗る店がままある) 飯田橋麗夢(ホームの一部が新宿にあるよ) ・・・若松河田、牛込柳町、牛込神楽坂。
と、多いです。JR・都営新宿線・メトロ丸ノ内線・メトロ副都心線・小田急・西武・京王と、「親戚」と呼んでよさそうな駅は沢山あります。
みんな仲間!と思いたいのですが、実を言うと慎兄ちゃん・JR新宿駅を中心として築かれた新宿駅前エリアに属する駅と、独自の歴史を守って来た駅とある様な気がします。
牛込神楽坂の様な戦前から賑わっていた場所と、戦後の混乱期以降急速に栄えてきた慎兄ちゃんのエリア。「新宿区」という呼称も戦後のものなので、もしかしたら駅達も「みんな新宿!」という認識は薄いかもしれません。
新宿ブラザーズ末っ子の一から見れば、新宿の歴史は明治期の長兄の慎太郎の敷設から始まっているのでしょうか。牛込神楽坂方面のターミナル駅は恐らく「飯田橋」なので、彼等の歩んできた歴史は、現在は同じ新宿区内でも「別個」とも言えます。
なんでこんなに新宿について、私がうるさいかと言いますと。漱石が牛込で暮らしていたからです。何度も読んだ漱石の作品には、昔の東京特に牛込の雰囲気が織り込まれています。「漱石は「新宿区」出身」と言うと何だか違和感があるので、自分が納得するまで調べてみたかったのです。
平成23年8月25日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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