歳末です。コミケ前です。コミケでは１２月３０日、ミラクルトレイン・オールキャラスペースにおりますので、新刊既刊ともどもよろしくお願い致します。配布用にお預かりしているイベント・アンソロジーチラシもございますので、お立ち寄り下さい。
零二の思う、日本人って何だろうと考えていました。エスコートボイスＣＤで、満足そうに「日本人だからな」と言っていますので。彼は外国語に堪能という設定があり、漫画でも一部公開されている特技です。零二の場合文法から入らず、ひたすら耳と口で覚えてそうです。丸暗記と、その場のニュアンスで案外いける子だと思います。
零二の思う「日本人」は、机上の知識から浮かぶ日本人ではなくて、外国語同様、カオスに近い東新宿駅前において、彼が体当たりで獲得したものでしょう。
多国籍な駅前での騒動の後、家に帰ったら吹と一がいて、「今日は零ちゃんの好きな焼き肉にしたよ」とか言われて、「ああ日本人に生まれてよかった」と、自分の体感が「日本人」像になっていそうです。「一番風呂は気持ちいい」とか、身体が感じるよいもの。「おにぎり作っておいたから、一と夜食に食べろよ」とか。
（※零二のエスコートボイスＣＤには、国語的に疑問な箇所がある。「凛ちゃんは甘党。俺は辛党。」と零二は言うのだが、他の場面で零二が酒類好きだという描写がない。韓国料理やエスニック系は好きそう。同時に凛太郎が酒類を好まないという描写もないので恐らく、辛党＝酒好きという意味で零二は言っていない。両国にも「七味好き、辛党」と言う設定があるが、ミラトレに置いては、辛＝酒という意味合いがない。）
学も外国語は得意だそうです。吹と一には特に「何が得意」という設定がないので、適宜好きに想像させて頂いています。趣味で申し訳ありませんが、吹が家事全般得意で、一が美容・服飾全般に長けていればいいかなと。
（リビングをデパートやヘアサロンの包装紙・化粧箱で一杯にする一と、その箱類で食器や洗濯ばさみとかを整理している吹。・・・それはお洒落好きな娘と、おかんだ。でも家中、一が飽きて使わなくなった化粧水とか、着なくなった服が見受けられそう。
一がきつめ・派手めの服を選ばなければ、吹か零二がそのうち着そう。「やたら買ってくるな」と言われれば「みんなで着られると思った」と言い返しそう。）
平成２３年１２月２７日 竹淵 拝
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