毎日雪が降ります。広瀬香美の曲の中に、「(雪で)時間も電車も止まればいいのに」というロマンチックな歌詞がありましたが、電車だけ止まったら悲惨です。
(時間と電車が一緒に止まってしまうのがミラトレ。六本木達は年をとらないのだろうとなという感想と、あかりが乗車していた一年間程、駅の外ではあかりの家族が捜索願を出していたんじゃないかという素朴な疑問。六本木駅に、捜索願のポスターが貼り出されていたりして。
結果的にあかりが元の時間に帰れたからいいが、ミラクルトレインの都合で彼女は降車出来なかったのだから、軽く誘拐になってしまう。凛太郎はあかりが悩みを抱えて不安定なまま降車していく事に抵抗を感じていたが、悩みを抱えて生きる女性は多いのだし、取りあえず降車させる方がよかったのでは?
ライトなファンタジーのはずのミラトレなのだが。生きているは限り悩むから、自分はミラトレに乗りたいけど、きっと降車できない。)
以上も以下も妄想です。
ミラトレの凛太郎は、吹のやや内向きな所がもしかしたら物足りないのかなと。吹の性格や考え方が内向きなのではなくて、吹は立場的にそうならざるを得ないと言うか。株価や為替レート、世界経済をオフィス街の側にいる吹が常識程度知っていたとしても、それでは物足りなくて。
一路線のリーダーに過ぎないはずの都庁前が、全世界の女性の悩みを解決するんだくらいの勢いなのが、凛太郎には付き合っていて面白いのかなと。(色んな意味で面白い人だと思う。傷つきやすいのに体当たりな所もあるし、七転び八起きな人かも。)
吹が悪いわけじゃないのにと。沢山ある新宿の駅の一つとして、兄弟仲良く営業して、他社ともそれなりに付き合えればそれでいいんじゃないかとも思いますが。大江戸線トップの利用者を有する凛太郎には、新宿が狭く感じるのかもしれませんし。
ある意味頭がいい吹だと、こちらの考えが読まれそうで抵抗があるのかもしれません。(都庁前の考えそうな事なら凛太郎は読めるが、一見従順な吹の思惑等は読めないと思う。逆に吹には、凛太郎のしそうな事なら大体分かりそう。)
小さくまとまった人と付き合うか、大言壮語OKな人と付き合うか。どちらもアリだと思いますが、凛太郎なら後者なのかなと。一は、高尚な使命感に燃えた都庁前の良さを理解しつつも、平穏でささやかな幸福を与えてくれる3番目の兄が大好きだと思う。)
平成24年1月21日 竹淵 拝 madeingermany193☆yahoo.co.jp ☆→@ |
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