アニメや漫画の男子キャラの「好きな子のタイプ」って、妄想のし甲斐があります。「家庭的な子」「明るい子」などざっくばらんなくくりでいいと思います。
スラムダンクだと三井、宮城あたりは勝気でメリハリのある女性が好きなんでしょうか。(三井の場合、あの俺様ぶりが女性にも発揮されるのか謎。さぞやモテル中学生だったのだろうから、ふれられたらぐれそう。)桜木は、清純そうな子が好きらしいことが劇中でわかります。
仙道の場合は、複雑かつ単純で。 ■自分のバスケのプレイと容姿、とげのない話し方などでいくらでも釣れるため、簡単にはがっつかない癖がある。 ■彼氏がいる一般成人女性でも、バリバリのキャリアウーマンでも、女学生でも自動的に引き寄せるオールラウンダー。
この二つは彼の好みというか劇中での現実です。大人の女性がなびくあたり、彼の放つ色気はもう子供じゃないどころか、大抵の男性の及ばないものなのでしょう。
彼個人の好みは恐らく桜木・信長の無礼さを気に入っていることと、積み重ねてきた現実を踏まえても。
■負けん気が強い子。 ■大人の女性もいいけど、飽和状態なのでむしろ「普通の子」と付き合いたい。 ■そこそこバスケの話もしたい。 ■根がルーズなので甲斐甲斐しい子ならありがたいが、少し男に尽くしたくらいで恋愛面での報酬をキッチリ求める子は遠慮するかも。
■越野なら、「オマエが真面目に練習に出てきさえすればなんでもいい」とか言いそう。無自覚の甲斐甲斐しさと、仙道とは違う天然ボケ傾向の越野なので、一緒にいて飽きない。「普通さ」が可愛い。 ■同じ部に「天才」と激賞される人がいても、遠慮しない越野は天然。茂一の教育が実ったせいで、「努力することが大事」という信条があるのか、生真面目傾向。
■海南戦の後で植草あたりから、「仙道は牧からファウルを奪って決着を着ける気だった」と聞かされ、単純に同点になったことで喜んでしまった事を自己嫌悪しかける越野。 ■「越野にそんな顔させたくなくて、頑張ったんだけどな。悪ィ」とサラッという仙道。「こんな時だけ謝るな」と泣きべそ越野。
(海南戦。「越野をダブルチームに行かせるか」と言い出す茂一と「プライドが傷つく、あいつは負けない」と言うフクちゃん。「陵南の屋台骨である仙道に、このくらいで手助けするのはプライドを傷つける行為」という意味でしょう。
「越野」をダブルチームに行かせるのがダメと言っていたら面白いです。仙道と「越野」ではダブルチームにならないという突っ込みもありますが、越野の期待をある意味裏切ることになるので、それが仙道のプライドを傷つけるというならいいなあと。
「プライド」に無縁そうな仙道に対し、意外なフクちゃんからのコメントでした。「仙道は越野の期待を裏切らない」とまではフクちゃんは言っていませんが。「越野じゃダブルチームにならない」とも言っていないのであしからず。)
ラブコメ。 |
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