madeingermany

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...... 2012年10月09日 の日記 ......
■ 脳   [ NO. 2012100901-1 ]
脳って、だまされやすいものだと聞きました。ススキを幽霊だと思ったり、「今日は調子悪いかも」と思うと、本当に具合が悪くなったりするあれです。

二〜三次元に触れるのも、似ているのかもしれません。愛されるヒロインに自分を重ねることが出来れば、欲しい愛情を十分に感じ取ることができます。これほどシビアな時代になっても、いまだに「物語」が生産され続けるのは、わけのあることだと思います。



先日、数時間にわたって、鈴木達央さんの出演されたラジオ等を聞いてみました。たっつんなので、30分番組が50分になる事はいつものことです。聞けば聞くほど、トークの内容を大量に吸収することになります。するとどうなるか。

「達を身近に感じる」んです。不思議なことに。自分は一応女性なので、達がはまりがちな下ネタについては十分わからないと思いますが、嫌な感じもせず、大体聞けました。(聞いてない部分はピーってなったとこくらいかな)

三次元ってすげえなあと。他の声優さんなら、私生活はほどほどにしか見せない事の方が多いんですが、達なので、自分の今はいているパンツの色と形から、両親の本名(多分)まで明かします。(ケーキ焼けるって本当か)

二次元なら、漫画や本を閉じればある程度距離が保てますし、どんなに好きな作品のキャラだって、永遠に高校生だったりします。十数年ぶりにスラムダンクを読み返したら、漫画の面白さは変わっていないのに、自分が晴子ちゃんより弥生さんの年齢に近くなっていて、あああっと思いました。



自分が3年歳をとれば、役者さんたちも3年歳を取ります。長く聞いていれば、その分、演技に変化等があれば気が付けるでしょうし、いろんな作品を見ることができます。とても幸せなことです。

でも、自制しないとなあとも思いました。ご活躍を楽しむことはファンになった喜びだと思うけれど、与えられた分だけ味わうのがいいんじゃないかなと思いました。よく安元さんがバレンタインのお菓子とかもらうたびに、「俺個人にお金を使ってくれるのは嬉しいけど、作品を愛して」と言っています(ご本人のブログからの概略です、すみません)。

「達を身近に感じた」事はよい方の記憶として脳に保管しておくとして。その感情が走りださないことを自分に命じました。走ったって大して何ができるわけじゃないんですが、昔、好きな漫画の作者にファンレターとか送る少女だったので、もうそんな恥ずかしいことできません。(なんで、進学の悩みとか熱心にファンレターに書いたんだろうなあ。直筆の返事をもらったこともあるだけに、もう出来ない暴走の思い出。



(なんとなく鉄道が好きで、可愛らしいピンク色の装丁だったミラクル☆トレインの漫画版を買ってみたことが発端だった。可愛らしい新宿3兄弟を見つけ、「この地味な方のお兄ちゃん駅、鈴木達央さんって方が演じているのか。ドルイット子爵の声だったのは知っているけど、ま、エスコートボイスCD聞いてみて〜」と手を伸ばしたら、地味なお兄ちゃんには違いなかったが、とんでもない好色野郎(?)だった。フリートーク部分のしきれトンボぶりといい、思う存分、踊らされた☆)

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