身近に芸能人(声優含む)のおっかけをする人がいないせいか、学生時代より自由が利くようになった今、どう応援していいか迷う時があります。家の近所の人が、千葉までスマップのコンサートに行ったとか小耳にはさんだ時は、テレビで見るより迫力あるのかなとくらいしか、思わなかったです。
漫画やアニメって、小さい頃はもっと遠くにあるものだと思っていました。読書好きな子供で、よくあれこれ文章やイラストを描いてました。「竹淵さん小説家になれるよ」「将来は漫画家だね」と言われるたびに、「とりあえず月給もらえるようになったら考えよう」と思っていたのは、今思うと自分の安全弁でした。
(二次創作で既にこけるので、思いつめなくてよかった。昔、高校の世界史の先生に「私、絵の勉強もしたいんですが、歴史も一度ちゃんと勉強してみたくて」と相談したら、「サラリーマンでも趣味で油絵を描いている人もいる」と諭してくれた。絵一本で生きられる人もいるだろうけど、趣味である二次創作からしてやっぱり「趣味」の域を出ないのだから、これからも出来るだけ堅実に生きようと思う。)
黒執事のウィル(堅死神)ではないので、堅実なだけでは人生の隙間が埋まらなかったり。学生時代には考えられなかった支出を、声優さん関係で出来てしまえたり。楽しいからいいんですが、年齢的に自分より若い声優さんをお見かけすることも増えました。時は流れました。
とんでもなく遠くに見えていた声優さんが、ネットの普及やライブ、イベントなどで、一気に身近に感じられるようになりました。(でもファンサービスに熱心な方や、いつも笑顔を見せてくれる穏やかな方でない限り、「距離感」はしっかりある。あんなに自身の下ネタとプライバシーをもらしまくっているのに、「適度な親近感」とは程遠い声優さんもいて、多分、どう応援しても、そういうご本人の気に沿うようなことはないかもなと思う。世の中「添い寝CD」とかもあるくらいだから、ご本人とキャラ&作品は必ずしも同一じゃないと理解。)
定期的にいろんな作品に出たり、好感度高くインタビューやラジオ出演の多い方は、一ファンとしてご活躍を楽しみにする事ができます。「可愛い役もできるし、こんな役もできるんだ!」と日々新鮮な思いで応援します。
逆に、「いつかテレビアニメで主役をする日がこないだろうか」「ライブ活動も応援したいけど、バンドならではのトラブルもあるだろうなあ」「お目当ての声優さんの結婚で憂鬱になるファンもいると思うけど、結婚して落ち着いてほしいと願う場合もある気がして」
・・・なんて思って、応援?してしまう時は、どうするといいんでしょう。過去の作品をゆっくり視聴して、今後のご活躍を祈念してみるくらいしか、気を紛らわす方法を思いつきません。来月の新木場のライブ、多分何事もなかったような進行になるだろうと思います。今のとどろくような歌い方もいいけど、デビュー時に近い透明感のある歌い方に今後なるんでしょうか。 |
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