同人サークル歴が約10年になると、虫の知らせというか、6月と11月はむずかゆくなります。コミケ当落通知が来るからです。当選していれば万々歳ですが、落ちていてもお金が返ってくるのはさすがコミケです。ちなみに星矢で連続して出ていた時、ほとんど落ちたことがありませんでした(二次創作活動上、唯一の自慢話)。
販売実績で選ばれているわけじゃないことが明瞭なだけに、今思うと、どこかスタッフさんと言う名の女神様の加護があったのかもしれません。根強い星矢スペースの厚みもあったでしょう。ありがたかったです。今冬ミラクル☆トレインで申し込みましたが、落ちそうな気がします。夏と同じように。
「落ちたら落ちたでインテ頑張るさ」と思っているんですが、今夏、新世界で串カツを食べていたら、そんな鼻息の荒い気持ちが減った気がしました。焦ってがっつかなくても、美味い物は美味かったです。ついでに寄ってみた道頓堀の光景も、いつもの道頓堀の光景でした。(※道頓堀には西新宿五丁目駅のカニ看板のボスがいる。西新宿五丁目駅前は特に繁華街でないからカニだけが目立つ不思議駅前。)
自分ひとりが貧しい筆を貧しいなりに動かすかどうかで、世界が変わるわけないなと。描きたいもの、好きなものは10年前同様にあるけれど、大声で叫びたい様な求愛としての、本を作る衝動が少なくなった気がします。(電車乗って発散出来る部分がどうやらあるらしい。鉄の愛情表現は「乗る」事のウェイトが高めかも。)
たっつんが(毎日繰り返しが多くてすみません)が出る年末の舞台、やっぱり行かれる方は何回と通うようです。舞台なので毎日少しずつ違ってくるそうで、春にあったミラクル☆トレインの舞台でも、「通っていた」方の話を聞かせて頂いたことがあります。私はたった2回行っただけでしたが、確かに少しずつ違うんです。
まさしく大人の趣味だなと。毎日の様に舞台に通う行動力には若さも要りますが、鑑賞力・金銭力が十分でないとできない趣味です。今回の物語も意味深長というか。キービジュアルは華やかでポップなイメージですが、実際見ないと分らないでしょう。
それにしても。多分「激しく動かない」「観客をあおらない」「普段のしぐさを控える」たっつんって、新鮮かもしれません。今のところ、ラジオ等で顔出ししているのを拝見すると、いつもの鈴木さんなので、いつもの鈴木さんでないたっつんを見られるだろうことは、幸運でしょう。わずか300名×8回公演なので、幸運を味わえるのは2,400名。リピーター数を考えればもっと少数です。
(ライブだと遠目で見た感じ、前の列の観客にボトルの水浴びせてた。前の方いいなあ。まさか座席指定されている劇場でそれはないと思うけど。) |
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