新旧パプワの高松についてです。天使の様とも悪魔の様だとも言われたルーザーを慕っていた高松ですが、最初は「科学に強いという貴方様を、利用させていただきます」くらいの感触だったんじゃないかなと思います。それがいつの間にか「ルーザー様のためなら何でもします」になっていった不思議。
ルーザーも最初は高松を、青の一族らしく使用人か雑用程度にしか思っていなかったでしょう。ジャン殺害とサービスの自傷行為の後で、急に身辺にいつもいてくれた高松が可愛く見えてしまったらなら、それもいいかなと。珍しく取り乱すルーザーと、何故か青の一族でもないのに、一緒に取り乱す高松。その後のグンマ育成時代でも、色々一緒に取り乱してくれる高松。
サービスの自傷行為で、生まれて初めて弱気になったルーザーが「私は知らないうちに、お前の事も傷つけていたのかもしれないね高松」とか言ってくれたら、もう鼻血出すしかないでしょう。シリアスなので鼻血はなしですか。
ルーザーの自滅行為を止めようとして、ルーザーが帰ってこなければマジック達が悲しむ事を説明したり(そういう感情の動きの理解が苦手なルーザーなので)、生まれてくる子供はどうなるのかと説得を試みる高松。「お前がいてくれるから、甘えていいかな」とかルーザーは言ったでしょうか。
・・・グンマには、青の一族らしい排他的な高貴さがありません。青の一族でない高松に育てられたからです。マジック、ハーレム、サービス、シンタローがそろいもそろってグンマをお馬鹿扱いするのは何でだろうなと思うんですが、なら一族の間でグンマを育てみたら?と思います。
ルーザーの死でマジック達が動揺したのは分りますが。ちゃんと成長して育ての親ともいえる高松に反抗期を示し、それを受けてグンマ・キンタローと距離を置いてくれた高松が大好きです。グンマ、高松と一緒だと甘えっこに戻りますが。(PAPUWAのグンマの笑みが若干固いから、高松を利用するための表情じゃないかと思わないでもない。でも高松はそんなテクニックを身につけられたグンマが愛しいと思う。)
「鉄道の地理学」という本を読んでいます。ミラクル☆トレインのナイスミドル(何故か慎太郎の様な若作りをしていないらしい)飯田町さんの事も少し書いてあります。当時のターミナル駅として、旅客以外に貨物や砂利その他物資も運び、恐らく操車場もあったような、何でも屋だったのだそうです。
「操車場」というと、汐留やかつての新宿にあった広い場所で、再開発の舞台にもなっています。ミラクル☆トレインではしっとりした印象の飯田町さんですが、案外何でも屋の資産家の様に思えます。鉄道駅は今でこそ旅客がメインですが、飯田町さんの頃はさぞ貨車でごった返していたのでしょう。
日本の鉄道の勢いが衰えつつあるのなら、本当にどうして広軌で建設しなかったのだろうなあと思います。あと、自分のナイスミドル好きは最早膏肓に入ったと思います。
大江戸線は若い路線で、都庁さん達も大好きですが、いつも心の中で中央線の面々を思い出してしまいます。長老とも言っていい慎兄ちゃんが、「昔は新宿って、こうだったんだぜ」とか話してくれそうで。若い新宿ブラザーズが「へ〜」と聞いていてくれれば、もう竹淵には楽園です。 |
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