昔「なかよし」に連載されていた「緊急出動すずめちゃん」を読んでみました。女性が活躍する珍しい柴田先生の漫画です。その短さと秀樹達の占める尺を思うに、「すずめの弟の美少年・カラスが美形だけど怪しいおじさん達に囲まれ・・・」という展開を原作者が提案し、編集サイドが全力で止めたなんじゃないかというくらい、さっぱりしています。カラスは明らかに原作者好みの美少年なのに。さすが「なかよし」。(妄想です。)
ひばりは好みのタイプですが、シルフィーヌの死に対する態度があんまりだと思いました。ワニに手を上げられなかった女性が、自分のために死を選んだ馬に対し「せいせいした」と本気で笑うのはないだろうと。
先にキンちゃんの事を書きます。南国でも不運な子でしたが、PAPUWAでは顔を出すたびにディスられているので、初め読んだ時ネガティブキャンペーンでもされているのかと思いました。
■しつこいですがまだ4歳なのに大企業の要職。 ■コネがなかったら確実に心身潰される配置。 ■コネで要職にいるけど、コネだけじゃないんだと言いたいのか頑張りすぎる子。(どうせドクターが毎日お膳立てしてやってんだろという陰口でもあったのか?陰口というより真相に近いけど。)
■失踪した従弟に対し配慮しただけなのに、脱走兵にブチ切れられる。 ■脱衣麻雀で危なく脱がされる所だった。 ■総帥やっていた従兄が失踪し、なぜかほとんど一人で捜索。 ■球技なんてしたこともないのに参加させられ、やっぱり大恥をかき、しかも一般人向けに撮影された。 ■従兄と特別な関係でもあるのかという描写。 ■仇敵の前で上半身脱がされる。 ■脱がされただけならまだしも、イチゴ柄の服を与えられ、その服のまま亡父と対面。どんな恥辱プレイだ。 ■読む人を選びそうな漫画にカラーであたかも主人公の様に顔を出し、特徴的な唇をこれでもかというくらい描かれる。
噂だとディスられているのではなく、キンタローは原作者のお気に入りだったそうです。私は「何とかな子程可愛い」という描写かと思いました。ギャグは真面目な子が請け負った方が笑えるとかかなとも。
(高松の存在はディスっているのかどうか考えたけど、違うと思う。「変態につきまとわれている」とシンタローなら言うだろうけど。高松が変態かどうかはともかく、高松なので自分の立ち位置と引け際を常に考えていそう。高松の内面がまだ読み解けないキンタローは、高松が疎ましかったり物足りなかったりするのかも。基本両想い。)
かなり昔の、南国に対するさる人様の感想で「子供のパプワとコタローに物語の幕を下ろさせて、笑っている大人の竹馬トリオが嫌だ」というのを読み、自分も読み返してみました。高松がいきなり短髪になっているアレ。
高松は笑顔は笑顔だけど、サビに対してはともかく、ジャンに対しては何か予防線を張っている気がします。サビとジャンはデレデレですが、高松は違うと思っています。あといきなり科学科学と言い出したジャンへの不快感は、半分も高松出していません。
・・・この後、サビのコネ(推薦・紹介とかでなくてもう○○○営業だろう、甥のシンタローとの。)で闇雲にジャンが出世していく事、他諸々に対する高松の積年の回答が、「紅で惨殺」では。400年は時間稼ぎが出来ましたから。
(いやだって高松は早々にアスに攻撃されて倒れているし、気がついたら病院のベッドの上で点滴打たれていた状態だったのでは。パプワやコタローの様な超能力ないよ?高松に。・・・なんて、秘石眼も秘石関連の力も持たない香川県出身一般人男性の肩を持ってみる。)
高松が「すっかり完治」と言ってるのに、悲しくなりました。国語的に「すっかり良くなった」「完治した」という言い方の方がよかったのでは。少々の怪我じゃなかったはずですから後遺症もあるでしょう。高松、サビに弱みを見せまいとして「馬から落馬した」系の妙な事を口走りました。 |
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