春コミ用の原稿を入稿して来ました。参加スペースは深夜アニメ・ミラクル☆トレインですが、同日開催の柴田亜美作品プチオンリーのために、高松本を出します。漫画と小説で40P、タイトルは「UNIVERSAL DOCTOR」です。キン高。
初めてのパプワ本なのだから徐行運転と思っていましたが、悲しい程通常運転でした。ハレが自分を英国人だと言っているので意識してみようと思った節があったんですが、やめました。ならパプワらしくなったかなと言うと(略)。取りあえず、キンタローを長髪・特戦服、短髪・白衣、スーツ、苺、アロハ等で描きまくれて幸せです。(後半がカオス)
5月のSCCにはまた両日参加しますので、その時がスペースを得ての初のパプワジャンル初参戦になるのだと思います。お会いできましたら、どうぞよろしくお願いします。
(もう既に今回の本に収めなかった分の内容が沢山ある。「キンタロー坊っちゃんと鉄道発祥の国イギリスの地下鉄を初めて乗車してみよう、ガイドは歴代ガンマ団幹部唯一の庶民・ドクター高松」なんて、脳内フラグでいい様な、もう書いちゃった様な。マジックなら鉄道路線持っていそうな。
英国って幽霊に寛容な国なので、ルザ様常にどこかにいそう。マジック邸はそんな屋敷では。高松が朝洗面所で、貧血起こして倒れていたら多分ルザ様のせい。日本人、特に高松にはきつい。鏡の中のお父様に説教たれるキンタロー坊ちゃま。はたから見るとカオス過ぎる。)
昔「なかよし」でCCさくらが連載されていた頃のCLAMPのコメントに、「さくらと小狼のカップルが人気だけど、その理由が劇中唯一のノーマルカップリングだからというのが残念」というのがありました。CLAMPは「マイナーな人達が幸せになれる漫画」をCCさくらで目指していたからという理由も添えられていて、読んだ当時、流石CLAMPいい事言うなあと思いました。
今思うと、ノーマルカップリング需要がたった一組のカップルに集中せざるを得ないという事態も、「なかよし」の長期連載にしては稀有だったのかなと思います。提供側のCLAMPの意図には反しますが、頑張るさくらと、さくらを助ける小狼って素直に応援したいカップルでしたし。
・・・・何が言いたかったのかといいますと、ノーマルカップリングっていいよねと言いたかったんです。漫画的誇張の有無は問いませんから、素直に、自分の中のとげとげしいものを洗い流してくれるような、可愛い男の子(男性)と、女の子(女性)が見たいなと。今読んでいる小説が、アガサ・クリスティーの「未完の肖像」なので、一応バランスはとっているつもりですが。
今、ミラクル☆トレインの公式サイトがバレンタイン&ホワイトデー仕様でして、六本木君達が甘いお菓子とともに、「女性」を待っていてくれています。彼等は「駅」、女性限定で応援してくれる「駅」が擬人化された姿です。よく大きな駅だと、改札付近に洋菓子・和菓子店がありますが、あんな雰囲気でしょうか。「お疲れの君に一口でいいから食べて欲しいな」とか、凛ちゃん言ってくれそうです。
乙女系擬人化をして、ノーマルカップリングだと言えるのか悩みますが、大まかな方向性とすると、六本木君達は「女性に優しい男の人」を見たい欲求を十分満たしてくれるのでいいと思います。
ノーマルカップリング以外押しの場合、どうしても「女性性」が強引に排除されている場合があるので、たまに窮屈になる時があります。ノーマルカップリングでもそうでなくても、楽しい二次元には違いないのですが、自分が「女性」である事を思い出さざるを得ない時は、前者に気持ちが傾きます。 |
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