ＧＡＴＥ７で両方男性な桜と橘が夫婦だってあおられていました。意外に思わなかったのは、ＣＬＡＭＰは「これ」がしたくてならないんだろうなと思うからなのと、聖伝の時に「コレ」を見ているからです。夜叉・孔雀・阿修羅で。何でどうみても男の人の孔雀に対し、阿修羅が「お母さんだね」と言い出すのに、自分は突っ込めなかったのか。
むしろ「それ」が出来ないと、ＣＬＡＭＰのモチベーションが上がらない気がます。大昔の「なかよし」巻頭カラーだったレイアースで、「イーグルに礼装を着させる、体育会系だけど甲斐甲斐しいジェオ」を見た時以来、またいつかどこかで「コレ」に近いものをどこかで見るんだろうなと思いました。
・・・時々、乙女向け作品を見ると気持ちが優しくなります。今ミラクル☆トレインの公式サイトがバレンタイン＆ホワイトデー仕様でして、心が温まります。高松なんて、こういう日に張り切ってしまい体調崩してしまう、マジック以下ガンマ団の「お馬鹿さん」達の世話して終わる気が。「アッタマ悪過ぎですね」ってブツブツ言いながら。
チャンネル５について考えていました。
■闇丸のご両親は誰だろう。ブラックの将軍がお父さんだとはどうも思えない。光のお爺さんは恐らく血縁としての祖父でなくて、「作ってくれた人」の様な気がする。闇丸も「作った」のは高松なのだろうけど、高松は闇丸の「パパ」じゃないはず。
■闇丸の目を見ると、秘石眼じゃないかと思うので、グンマかキンちゃんが関わっている気がするけど、この子の髪は黒い。将軍が「青の一族」方式で作った子供と思うのが正解に近いだろうけど、闇丸は成長しないので、やっぱり相当いじっている。将軍が普通の男性だった場合、やはり闇丸のお父さんという訳ではなさそう。
■結論から言うと、「ＣＨ５の原作者はそこまで考えていない。」と思う。子供、お父さん、お母さんという、ささやかでも温かい家庭の様なものを、この原作者は最初から求めていない。ただ美少年や男性が沢山いる漫画にしたいんじゃないかと思う。
■そうでないなら、生まれは恐らく普通の香川県民だった高松を、家族同然に愛していた子達と別れさせた上に、異星に飛ばして、御年４００歳になんてしないだろう。（外見だけなら既にＰＡＰＵＷＡでも、高松は５０歳近いのに３０代半ばの近藤等より艶々しい。）
高松がジャンを恨んでいただろうとは、自分も思うのでそこは認める。高松なので自分では手を下さず、ジャンに懐いていたグン＆キンにも知られずに、ジャンを再起不能に近い状態にする事を選ぶだろうと、私も思う。（それだけの殺意を南国でのジャン復帰時の高松から感じる。）
そんな高松のチャンネル５の５巻以降の展開は、もう誰も知らないんじゃないかと思う。連載当時に物語を必死に考えてくれていた人達は、もうこの作品に携わっていないと思うし、アイデアを原作者に渡していたとしても、生かせる可能性が低い。
高松の場合、南国が彼のエンドでも、ＰＡＰＵＷＡがエンドでも、「平和的組織に生まれ変わったガンマ団で、愉快な友人達、それに我が子の様に愛している子供達の側で今日もお医者様やってます」という、比較的穏やかなもの。ＣＨ５の存在は遠い夢って事で。
でも殺意・敵意・悪意剥き出しの、絶対キンちゃんには見せていないような、小汚い高松も大好きだ。キンちゃんは気が付かない高松の半面なんだけど、グンマは高松のその顔を知っていそう。
高松は、自身はそういう小汚い感情故に小汚い事をしたい衝動にかられるけど、ルーザー様の全く素で血みどろの事をしてのけるあたりに、何か感じたのかもしれない。でも高松はキンちゃんの素直で優しい部分も好きなんだろうなと思うので、父子で似ていなくても全然よかったり。矛盾だらけのドクター。Content-Disposition: form-data; name="image"
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