madeingermany

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...... 2013年05月02日 の日記 ......
■ SCCに行って来ます   [ NO. 2013050201-1 ]
SCC一日目に参加して来ます。東4、こ18b madeingermany パプワスペースです。春コミで出した本を一種、高松本を持って行きます。よろしくお願いします。例年ですと2日間参加しているんですが、うっかりしていました。鉄道本については6月の横須賀オンリー、台東館オンリーでご提供致します。そちらにはミラクル☆トレイン新宿ブラザーズ本を持って行きます。合わせてよろしくお願いします。


パプワって「前作アニメは面白かったけど漫画を最後まで読んだら(略)」とよく聞きます。自分もリアルタイムでコミックスを読んだ時は、アラシヤマやミヤギ達が島でドタバタしているあたりはアニメとほぼ同じなので分かりましたが、コタローがシンタローを殺害した時からついていけなくなりました。アニメであんなにお兄ちゃんお兄ちゃん言っていた可愛い子が何してんのと。あと他にも。

■ミヤギ、ルザ様、キンちゃんが風呂入ってボンヤリした顔していたら見分けられない可能性がある。表情と態度、服、キンちゃんは眉毛と口元くらいでしか公式で描き分けされていないのでは。(でも湯船のどこにいるかに性格が出そうなのですぐ分かるな。ミヤギは真ん中、ルザ様は端、キンちゃんは高松の横。)
■成人オタク女性として「体の筋肉質を考えるとキンちゃんが一番ガッシリしていて、ミヤギ、ルザ様の順かも。PAPUWAアニメだとキンちゃんはやや浅黒い肌なのでむしろ風呂場の方での方が分りやすい。ミヤギは色白、ルザ様は中間?」とか萌えてみるけど、主なターゲットだったはずの一般児童にそこまでキャラ性への萌えを要求できない。シンタロー、ジャン他黒髪キャラも見分けがほとんど出来ない事がある。(高松だけはタレ目と敬語と鼻血と年齢で区別できる)

■真剣な話、南国アニメでは「秘石を追う悪者のマジックと、弟とパプワ島を守ろうとするシンタロー」という骨子があった。漫画を仮にPAPUWA最終巻まで読んでも、秘石の謎はほとんど追及されない。キャラ同士の関係も相変わらず。シンタローが何者なのかも放り出され、ジャンサビや、マジックのシンタローへの溺愛、高松が急にグンマを放り出してルーザー様&キンちゃんへの愛を再熱させる姿の方が生き生きしているので、「この漫画って何の話だったっけ」と思う。
■そのうち自分も秘石の効果とか、ガンマ団更生の可能性とか追求するのを忘れ、高松の恋路を応援してしまうようになった。上記の「アニメは面白かったけど漫画は(略)」という意見に反論はしないけれど、キンちゃんがいなかったら寂しかった。高松は愉快なナイスミドルのままでいても好きだったかも。
■ガンマ団は半端に路線変更しないでいっそ解散して、莫大な資産と某トップクラスの医師の腕を生かして医療法人か社会福祉法人になるべきだった(冗談だけど)。


ルザ様雑感です。他界するまでの事。しつこく様付けします。

■ルザ様は自分一人で兄のマジックやハレ、サビのために眼魔砲撃って人を殺したり、持ち前の理系の才能を暗殺に使ったりしてもためらいはなかったのだと思う。家の仕事であるし、実際兄弟に益するところがある。
■ルザ様は高松がガンマ団士官学校に来て、眼魔砲は撃てないし特異体質でもないけど、しつければいい技師、有能な助手になると思って側に置いた時も、迷いはなかったと思う。兄弟と違って、高松に見込みを持てなかった場合機密事項に触れた高松を殺すつもりだったのだろうけれど、ルザ様の課題をクリアした上に、怖い怖いルザ様に親しみすら抱く高松青年。

■でもキンちゃんが生まれる直前になって、ルザ様に迷いが出たのだと思う。ライオンパパが自分達を「作った」時に母親はいなかったから、愛情を持って常時接してくれる人はいなかったはず。言い方を選ばないなら、犬の子の様に4人は生まれた。「犬の子」同然に生まれたルザ様は、自分達の「世間的立場」にも「欠けているもの」にも興味を示さず兄弟のために暗殺したり、科学したり。

■高松という他人に何か違うものをルザ様は感じたのかもしれない。ライオンパパもマジックも、ハレ、サビも自分に与えなかったもの、見せなかったものを高松は持っていたのかもしれない。科学面の才能と同じくらい豊かな感受性を持っている高松だから。
■自分も、そして生まれてくる自分の子も「犬の子」なんかじゃないと気がついたルザ様。高松に出会って家庭的な優しいもの(※すみません)を意識する様になったルザ様だが、いかんせん自分はガンマ団総帥の弟であるし、生まれてくる子供も高松が可愛がるだろうけど、自分の様な暗殺者にならざるを得ない。

■漠然とした不安を抱えながら過ごしていたが、サビとジャンの件により、自分のしてきた事と一族のバラまいてきた災いを直視してしまったルザ様。マジックに言葉を選んで意見してみたが、「そんなのお前だけの問題だろう」と軽くいなされる。高松からサビと自分が案じられているのを感じるたびに、高松に「こんな所にお前はいてはいけない」と言いそうになるルザ様。ちょっとそんな事高松に言ってみて泣かしてそう。彼の真意は誰も知らないまま、帰ってこなくなるルザ様。

こういう本を冬に出したいです。50ページくらいで。なるべくなら、ルザ様に置いて行かれたけど愛されていた高松の煩悶はキンちゃんの出生で薄まると思うので、厚くなってもそこまで書きたいです。キンちゃんにもお父様の真意は十分関心があるはずです。夏は夏で書き溜めてしまったものがあるので、そちらを出します。誰得ですみません。ルザ高(ルザ様生前時)で、キン高キン(キンちゃん出生後)だと思います。

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