SCC一日目に参加して来ます。東4、こ18b madeingermany パプワスペースです。春コミで出した本を一種、高松本を持って行きます。よろしくお願いします。例年ですと2日間参加しているんですが、うっかりしていました。鉄道本については6月の横須賀オンリー、台東館オンリーでご提供致します。そちらにはミラクル☆トレイン新宿ブラザーズ本を持って行きます。合わせてよろしくお願いします。
ルザ様と高松についてです。お互い、「ルーザー様は何でも思い通りになさる方」、「高松は勘がいい子」と思っている所が不幸の始まりだったのかもしれません。それぞれ間違いじゃないですが、ルザ様は肝心な事を言ってくれない時がありそうですし、高松は自分自身についてはトンチンカンな事を結構しでかします。
ルザ様は「高松は言わないでも分かる子だから僕の気持ちも当然分かっている」と思い、高松は「ルーザー様はあの通りの方だから、言いたい事やなさりたい事がもしあるのなら、私にもう示しているはず」と思っていそう。中学生カップルでももう少しお互いの事が分っていそうな気がしてきた。
さらに高松の不幸はルザ様が他界した後、ごく自然にグンマを預かった事でしょう。高松にすれば、「無理矢理にでもルーザー様のいた場所に自分はいよう」という悲しい決意の行動だったと思うんですが、マジック、ハレ、サビにすれば「やっぱりルーザーと高松はそうだったんだ」という予定調和に見えます。高松が必死の思いで始めた「お芝居」が、マジック達にはごく普通の行為でしかない。くどいけどそういう高松の話はいつかキンちゃんに知って欲しい。
仮にルザ様がキンちゃんの誕生とともに高松に何か伝えようとしていたとしても、サビとジャンの件が起きていしまい、「自分の様な罪深い男が一族の災いと無関係な高松に何か求めるなんて出来ない」と思ってしまったかも。高松にすれば無関係である事が辛いけど、それもルザ様の愛だったと思ってみました。ルザ様は青の一族の生まれなので「家族観」が独特でしょうが、生まれたキンちゃんと高松が仲良しで、キンちゃんから「お父様」とか呼ばれれば喜んでくれたかなと。青の一族初の「両親に育てられた子」。
PAPUWAにおいて高松の「変態」具合を示したいたがための挿話として、「キン・グンを盗聴している」とのくだりがあります。自分は高松がそういう事をしているとしても違和感ないんですが、転んだら自分で起きないで高松を真っ先に呼んだ様な南国グンマが、「キンちゃん警備室呼んで」と言った事に若干ショックでした。
グンマの変貌は受け入れるとして。問題はキンタローです。発信機とかレーダー等を自分で作れる彼が、高松が盗聴器をしかけた事くらい分からないのかと。分からないはずないと。以下はキン高キン妄想です。
■要は高松を遠ざけたいのはグンマ一人。ないしシンタローだという事。高松は高松でキン・グンの今後を思うと自分はガンマ団の本丸とは距離を起きたいという気持ちもあったので、グンマ・シンタローの意向に添って「隠居」した。 ■割に合わないのはキンちゃんであって、まだまだ教えてほしい事もあるし、何より亡父に一番近かった男がそう簡単に側からいなくなるって信じられない。 ■何せ亡父がああいう人だったから、高松はキンちゃんに「思いやりとコミュニケーション」を教えただろうし。教えられたまま、素直に高松に思いやりとコミュニケーションを交わす子。高松大好き、高松もキンタロー様大好き。 ■素直で天然入ってる可愛らしいキンタロー様には、「高松いなくなれ」とは想像もつかない暴言だろう。ちょっとした事、「おめえ子供かよ」とかグンマ・シンタローに言われてカッとなってつい賛同したくらいだろう。
■そんなこんなで、隠居前の高松と2人きりの時、「貴方を一人(?)にしておくなんて私には出来ません」とか高松がぼやき、盗聴器というかそれ系の物をグンマに言わないで自分の側に置いちゃったキンちゃん。無論高松の隠居先にも、リアルタイムで通信出来る系の何かがある。 ■盗聴器なんて不貞調査でもする気なのかという、世間一般の「盗聴器」への価値観を知らなかったキンちゃん。いや別にキンちゃんがよければ、むしろ高松を盗聴してくれてもいい。ルザ様はそれくらいのイタズラした気がしないでもない。教科書の間に盗聴器とか。 ■不幸なのはキン・グンの生活空間が異様に近い事であって、キンちゃんが「高松なら別にかまわないだろう」と浅く考えた事が、グンマには「変態」以外の何物でもない。
■高松をかばうわけじゃないけど、世の中全く「同じ事」をしても、愛情の行為にもなれば、御用になる事もあるわけで。キンちゃんがよければいいんじゃないかと思った。(グンマには28歳にもなって従弟捕まえてぬいぐるみで一杯の部屋にいる事を指摘したい。つくづくキンちゃんは流されやすい子。) |
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