週末は夏コミですが、参加される方は体調にお気をつけて行ってらして下さい。自分は冬コミに受かる事を期待して自宅待機します。インテには参加しますので、そちらでお会いできましたらどうぞよろしくお願いします。南国少年パプワくんFCでして、ドクター高松本(漫画&小説本)が既刊・新刊ございます。高松とキンタロー様とルーザー様で誌面が埋まっている本です。
自分の同人誌を読み返すと、繰り返し書いて(描いて)いるのはキャラ同士の保護者・被保護者の関係がほとんどでした。ジャイアントロボでは父親達の影響力が大作、銀鈴、幻夜に対し圧倒的に強かったので世界に入りやすかったのだと思います。ドラゴンボールではピッコロと悟飯・悟天・トランクスという、非常に分りやすい師弟関係が好きでした。
聖闘士星矢も分りやすい所で言うと黄金と青銅世代(いやだってアイザックが)の関係、黄金の年長(サガ世代)・年中(蟹魚山羊)・年少(ムウ様世代)組も、保護者・被保護者の連続です。きちんとどの作品の味も、どんなキャラの個性も把握しているんですと、言いきれないのがもうどうしようもありません(黄金も冥闘士も自分が動かしたら別人だった、ごめんなさい)。単に自分に気持ちいいものを繰り返しているだけな気がします。(ミラ☆トレの新宿ブラザーズ然り、でも弟達大好きな吹が大好きだ)
なんでそう思ったかと言うと、南国&PAPUWAのドクター高松というと親子程の年齢差の美青年達(ただしキン・グンに限る)に鼻血を吹き出す確固たる変態ですが、自分は一向に高松の変態部分が気にならないからです。士官学校時代にミヤギ達を苦しめていた描写は、「特異体質と美貌と若さを誇るお坊ちゃま達にはあのくらいしないと高松先生の言う事聞かなそう」という憶測が出来ます。(そんな教諭ではまずいだろうという突っ込みもありますが。ちなみにミヤギ達もリキッドみたいに金持ちの子供なんじゃないかと思う。)
高松の今に至るルザ様への傾倒ぶりは、学生時代の初々しい気持ちの続きなのかなと自分は納得しています。彼の青の一族への干渉はハレの高松への振る舞いを見る限り、マジックが機嫌を損ねるものでないと思うのでこれも自分は気にしません。ただ自分とルザ様の身内の上下関係に、ジャンが侵食してきた時の高松の反応は怖いと思います。怖いだけで私は高松のジャンへの反応を否定しません。
そんな高松にグンマがPAPUWAで距離を置いているのは無理のない事です。でも自分は南国でグンマに手を焼いている高松も好きでした。ちょっと寂しいPAPUWAで、何故か一人高松に心を開いている子がいました、キンタロー様です。キンちゃんが父に代わって愛してくれる高松に、反射的な親愛の気持ちを抱いた事は想像に難くありません。シン・グンから「高松にだまされている」と始終突っ込まれるので、寡黙に高松と愛情を育む事を覚えたキンタロー様(※妄想)。
自分はシンタローの様に劣等感を俺様で隠す男や、劣等感なんて気にせず周囲の助力で生きているグンマの事も理解しているつもりです。ですが親離れしているようで全然していないし、たった数年くらいで「自分は総帥」と言い切るシンタローの内面にはなかなか同調しにくいです。もしシンタローにマジックから総帥とは何か学ぼうとする姿勢があったら、どんなにかよかったでしょう。グンマは自分が愛される事ばかりに夢中になって、大事な事は自分以外の男達に預けっぱなしの様な気がします。古くは高松に任せ、近年はキンタローに依存している気がします。
シン・グンに比べてキンちゃんがどうこうだと決して言いたくありません。それぞれ違うキャラなんですから。ですが昔高松がルーザーから指導を受けた様に、今キンちゃんが高松に教授されてる姿に安心と喜びを覚えます。肉親でも法的な夫婦でもないけれど、ルザ様と高松とキンちゃんは一本の線なのだなと思います。シンタローは上の世代からの「線」を好んでいない様ですし、グンマはそういう責任を負うのを嫌がっている様に見えます。乳離れ・親離れしている様に見えてシン・グンは依然依存的に見えます。
キンちゃんはいつまでも高松の懐にいるかもしれないけれど、その事実から目を逸らさないから好きです。高松の胸はあったかくて広いから、キンちゃんはそこにいつまでもいていいんじゃないかと思います。 |
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