madeingermany

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...... 2013年12月31日 の日記 ......
■ 本年もお世話になりました   [ NO. 2013123101-1 ]
本年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。一月インテが初売りです。内容は冬コミと同じ高松本4種ですが、お越しいただければ嬉しいです。竹淵

以下は今年最後の妄想です。

■るろ剣が好きです。斉藤が出て来た頃の「強くなければ誰も守れないけど、人斬りには戻りたくない。でも薫や他の人達を守りたいから一人で人斬りに落ちても戦う」という暗さが好きでした。道中で操ちゃんに出会い、剣心の事情を分かってくれる柏崎の登場で、るろ剣は変わりました。爺やも相当な「暗殺者」の部類の男だったはずですが、あくまで「暗殺は仕事」であったと割り切っていて、今は京都で地元の方達と明るく暮らしています。

京都御庭番衆の明るさと行動力で、画面上から剣心の「悩み」が掻き消えた気がします。「守りたい」気持ちが前面に出て来たのはいい事ですが、そのまま最終話にはならず、「巴を殺し、薫も見殺しにした」剣心の顔が出てきます。京都編のほがらかさは何だったのかと。

(サビは自分がジャンを殺した事を秘石眼のせいにして、おまけに一族のせいにして、でも一族の財産・地位・権利はしっかり使って、ルーザー様は自分とジャンの恋愛のせいで死んだのにマジックへ怒りを向けて、友達を不幸に突き落として、自分の眼魔砲がジャンを殺したんじゃないと知ると改めてニート暮らしを楽しみだして。罪悪感とか感じない人らしい。)



■ルーザー様も「暗殺者」なので、剣心と比べられるかもしれません。剣心の場合、剣心を責める様なキャラは、剣心が「斬った男の遺族に会いに行く」とかしなければ縁くらいです。その縁もOVAで薫が砂浜で剣心にかぶさってかばう姿を見ると、復讐をやめます。

■高松だって、ルーザー様に何かあれば力になろうと思ったと思います。でも、薫や巴が剣心のために行動する姿と、高松の振る舞いって、天と地ほど違うなと思います。「一人にしないで」と言う薫や巴の姿は思いが天に通じる気がしますが、高松は地を這うばかりです。

いやな言い方ですが、男×女だと「巴は剣心の妻だった」「薫は剣心と剣路をもうけた」と収まりがいいですが、男×男では限界があります。志々雄に尽くす方治は、方治が志々雄の生き方を支持しているという事であって、由美さんとは違う慕い方だからいいものに仕上がっていると思います。

高松の場合、何も彼の思いを昇華させるものがないというか、ルーザー様の部下だった、ルーザー様は自分の恩人だと言い続けて、失笑を買うくらいではと思います。「失笑上等」でずっと高松は来て、あんな性格になったのだろうと思います。

(高松を結局グンマは見放すと思うけど、キンちゃんは高松を受け取ると思う。高松はグンマに「ありがとう」とは言って欲しくないだろうけど、キンちゃんからの感謝とか愛情なら受け取りそう。何故なら素直に嬉しいから。高松はキンちゃんとずっとそうしたかったから。)


■そんな高松では悩むルーザー様を癒すどころか、この世にとどめる事も出来なかったでしょう。逆に、ルーザー様の方が「僕が死んでもお前は生きていろ、息子は頼んだ」と腹をくくったのかなとも思います。ルーザー×高松(とキンタロー坊ちゃん)

高松に本当に必要だったのは、科学を修める事でも、暗殺者集団の幹部になる事でもなくて、ルーザー様の自分への愛情を受け入れ、信じる事だったと思います。どれだけルーザー様から愛されていたのか高松が分かっていたらなら、幼いキンちゃんを手放すこともなかったと思います。

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