■南国&PAPUWAの原作者はアンソロに参加していたけど、るろ剣が好きかどうかはおろか、しっかり読んでもいないだろうなと思った事が発端でもないんですが。(るろ剣大好きな空気で一杯のアンソロに異変としか思えない四コマがあった。同じ四コマでも「るろ剣のここが好き」な他の作家さんの漫画があったので余計に目立った)
■剣心→平和を願う優しい心から、戊辰戦争に長州派維新志士として参戦。自分の剣で大勢の男達を殺し、妻も殺め、自軍の勝利も見えてきた事から人斬りをやめて、自分の幸福も捨てて全国を放浪。薫と出会い色々経て、罪を償えたと感じたのか、薫と男の子を設ける(OVAでは罪滅ぼしのための放浪を剣路が生まれた後も続けて病死。※ジャンプだからか人斬りでも「口封じのために殺される」事はなく、むしろ維新後山県有朋から陸軍に誘われている。)
■ルーザー様→実兄の野望のために、親戚の男達と団員の多くを殺す。実兄のよこしまな思いのために兄弟がいがみ合いのを事前に防ぐ目的で「弟の彼氏」も兄の命令で殺す。目算が外れて兄弟仲が悪くなりかけたあたりで、口封じのために自殺を兄に勧められる(※竹淵の憶測)。
「妻(※香川県出身の部下)」ももうすぐ生まれる息子もいたが、自分が生きていては累が及ぶので戦死として死去。その後一度生き返るけど、マジックの裏側を知り過ぎた自分がいてはまずいのと、多くの人を殺してしまった罪に「妻」と息子を巻き込まないために、再度死去。
表の顔は科学者でも、内実はマジックとミツヤ御用達の「人斬り」だったのならやむを得ない選択か。独身なら逃げて生き残る事も考えただろうけど、慕ってくれる「妻」と、何も知らないでこんな父親の子として生まれてしまう息子がいるだけ悩みは深かったろう。息子を設けたのは、「そのくらいの年齢で一族の男子は息子を設ける」という惰性だったろうし、「妻」も一族の方針には口が出せない。
■剣心、及びルーザー様の「罪」が「人を殺した事」にあるのは同じですが。巴、ジャンといった比較的親しい人を殺した罪なのか、佐幕派や敵兵といった面識の薄い人を殺した罪なのかで、罪の重さは変わりませんが、償い方が異なると思います。
剣心は薫に救われた面もありますが、ルーザー様を生かす道はなかったのかなと思います。るろ剣では京都御庭番衆の地元で明るくやっている様子が、暗いだけだったるろ剣を変えたなと思います。原作の終わり方のいやに明るいのが納得いきませんが。
ルーザー様が、原作で最終巻で髪を切った剣心の様に妻と息子とほがらかに生きていたら違和感あり過ぎですが、自分がパラレルで書く(描く)ルーザー様も普通の若いお父さんです。何もなければ、キンタロー坊ちゃまとお父様をお迎えする高松青年が見られただろうと滂沱するばかりです。
■冬コミで上京して山手線に乗りましたら、ホームに来た車両の側面にマクロスFのバルキリーがラッピングしてありまして、何かの販促かなと思ってさらに見ていたら、ランカ・シェリル・アルトのイラストもりありました。別の車両にはルカ、ナナセ、ミシェル、クランもあったそうでです。「今回の上京はついている」と思いました。
(絵は可愛いけど、ゼントラ盛りのジャケットのランカはパンツはいていないみたいに見える。パンツ無しで体育座り?山手線にはバストアップのみラッピング。シェリルのノーブラはいつも通り、下はビキニ下だろう水着にせよ、鎖の扱い方とアンニュイなシェリルの顔がナチュラルにいやらしくていい。
10代の美少女の商業的な「いやらしさ」は山手線にすらラッピングされるけど、「いやらしい」おっさんはどうなるんだろう。いい年をして真っ赤なジャケットを胸ガバっと開いて着て、親子程の年の差の青年に黄色い声出している医者とか。
そのおっさんは公式で「変態」扱いされ、むしろキッチリ「いやらしく」ていいと思う。竹淵的には「セクシーで挑発的なシェリルの良さは実は内面の女らしさと弱さにある」と思っているので、医者も「基本えげつなくいやらしい男だが、実は身を焦がすような恋が出来る男」でもあると思っています。同意は求めません。) |
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