■南国&PAPUWAの原作者が最盛期に男性作家だと思われていた事をご本人もよしと感じていたかは存じませんが、ドラゴンボールに似せた絵以外は「(いい意味は伴わず)女性」的です。金髪碧眼で閉鎖的な家柄のイギリス人と思われる、金持ちの美形の男しかいない軍人の一族って少女漫画です。または乙女系(設定はいいと思います)。
ルーザー様みたいな雰囲気(あくまで雰囲気、クールで知的で女の子に興味が薄いとか)の少女漫画のヒーローって、ときめきトゥナイトの鈴世を思い出しました。(うろ覚えですみません。)道理でルーザー×「努力家の日本人の子」に萌える訳です。ファンタジーな美形二世代×「根性だけでついてくる普通の子(※ナイスミドル)」って、読み返したら恥ずかしいくらい濃い少女漫画の空気です。
性別無視して。
■美形だが近寄りがたいヒーローのルーザー様 ■地味だが努力する理系少女で、天才のルーザー様に清純に憧れるヒロイン高松
(好きな人の前だとしおらしく、クラスでは卑劣でえげつないってやっぱり高松にヒロインは無理だ。天才と特異体質しかいない学内で高松が生き残るには、生き残らないと大好きなルーザー様にも会えないから、なりふり構っていられないという事情をルーザー様が理解しない限り。)
■ルーザー様が溺愛する妹で学園一の美少女サビ ■ルーザー同様、妹のサビを溺愛するハレ、高松の友人 ■サビの彼氏だがサビの家系と敵対する家系の息子のジャン、高松の友人 ■ルーザー、サビの兄マジックが学園理事。高松を地方の中学から見出して入学させた当人。高松が科学者として育つ前に失恋でもして転校されると投資が無駄になるので気が気でない。
第二部は妹の火遊びで亡くなったルーザー様の息子のキンちゃんと、高松教諭の話になると思います。痛痒い妄想が出来て幸せです。 |
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