坊ちゃんを読んでいます。徒手空拳で周囲に抗う坊ちゃんがかわいそうになりました。行人の一郎の様です。清が亡くなった後の坊ちゃんは、もっと寂しいでしょう。うらなり君への坊ちゃんの親切は強引で実らなそうですし、東京に帰りたいと言う坊ちゃんは、希望通り東京に帰っても清しか彼を待っていません。寂しい小説です。こころ、行人くらいになると「寂しさ」を解消させてくれる「理解者」が出て来るんですが。(草枕の「余」は気が利かな過ぎて、小説が終わった後周囲にボコられていないか心配だ。)
■ルーザー様存命パラレル漫画・小説を書き(描き)ながら思ったのですが。青の一族と付き合うのって、青の一族が幼児でも成人でも命懸けかもしれません。幼児だと秘石眼が上手く使えなくて、ちょっとした事で死傷者が出るらしいですし、成人なら使える金額と権力と破壊力が常人でないので近寄りがたいです。
グンマがシンタローやミヤギ達から遠ざけられていたらしいのは高松の意地悪というより、死傷者を出さない唯一の方法だったのかもしれません。高松ですら、恐らく幼児のグンマを世話する事を決めた時に、自分がグンマの秘石眼で命を失う姿を想像したでしょう。それが青の一族にちょっかいを出した男の末路なのだから。
ルーザー様が生きていたら。ルーザー様とキンちゃんの身の回りの世話をするのは高松だったでしょうが、死ぬとか殺されるとかにならないイメージがあります。キンちゃんの秘石眼をルーザー様が抑え込めるからではなくて、なんかこう、高松と一緒にいると秘石眼使わなくても幸せなのかなと。高松が「お二人の眼魔砲になら殺されてもいい」とか思っているせいもあるんでしょうが。
反対に劇中でグンマは秘石眼の発動の代わりに「機械いじり」を覚える訳ですが、高松が南国通りグンマの側にいない場合、グンマに「機械いじり」を教える男がいません。多分、グンマは「詩人総帥」として公家の様な雰囲気の成人になるんだろうなと思います。
■旅行が趣味と言うより、鉄が好きなので遠方でも電車が走っていれば行きます。県内の温泉地に来週家族と行く予定でして、足は電車です。
・・・観光地や名所は世の中に数多いですが、「好きな人と行く」か「好きな場所に行く」「好きな電車で行く」「好きな事をしにいく」から楽しいんだろうなと思います。若い頃何を思ったか狂った様に見合いを重ねて、県内の数少ない観光地・名所を何故か制覇した時期がありましたが、問題は別の所にあったと知りました。自暴自棄になりながら食べた観光農園のイチゴは、そんな自分にもうまかったです。群馬産イチゴ最高。
電車が恋人でもいいと思います。あんなドキドキさせてくれるもの自分には少ないです。ミラクル☆トレインは例年通りエイプリルフールで、一日だけのドリームを見せてくれています。擬人化って無敵だなと思います。
■二次創作でイバラキを出してみたんですが、彼の出身が北関東の茨城なのか、大阪の茨木市なのか不明な事に気が付きました。関西弁でなかったと思うので北関東の方にしましたが、大阪の茨木なら阪急・JRで何度も通過しています。南国でイバラキをネタにする日が来るのなら、降車すべきでした。
(都道府県名が名字の例が多いのが南国だが、津軽、アラシヤマ、博多、高松、名古屋の例もあるので分からない。とりあえず、ガンマ団士官学校の学食に納豆を置く事を条件に、イバラキに頑張ってもらいたかった。士官学校の御飯の献立なんて、どっかの鼻血養護教諭が牛耳っているだろうから多分出来る。
・・・ルーザー様存命パラレルで高松が風邪でダウンしたという話にしたら、誰がヘルプに来るんだろうと思った際、アニメ南国でグンマに苦労させられているイバラキが浮かんだ。彼なら青の一族の相手も慣れていそう。報酬は納豆御飯一年分とかで、キンタロー坊ちゃまの遊び相手になってくれるだろうか。グンマより年上の様な気がしたので、キンちゃんが士官学校初等部なら、彼は中等部だろうか。高松は20代前半くらい。) |
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