madeingermany

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...... 2014年06月13日 の日記 ......
■ 何故子供が主人公か   [ NO. 2014061301-1 ]
■先に自分が楽しい妄想を書きます。ルーザー様亡き後、高松が世話するのがキンちゃんだったら。

■真っ白い肌、海の様な青さの瞳、産毛まで輝くような金髪の赤ちゃんであるキンちゃんに、メロメロの高松。高松の気の済むように計らうマジックだが、「キンタローがしっかりして来たら高松も自分の幸せが欲しくなるだろう」と一時的なナニーとして高松を扱う。

■体も泣き声も大きく、男の子らしくなってくるキンちゃん。夢は高松をお嫁さんにする事。グンマに夢を語ったらドン引きされたので、高松にしか言わない。高松は「楽しみにしていますよ」と言ってくれる。亡くなったパパの様な立派な科学者になって、高松のお婿さんになる準備をしようと決める。

■そのうち全寮制の士官学校に入る。高松は教諭なので同じ校内にいるが、自分にとても厳しくなった。高松や父に並ぶ科学者になれたら夢を叶えようと思う。高松はそれまで待っていてくれるだろうか。(以降、総帥補佐官就任、博士号取得等PAPUWAと同じ)

・・・「溺愛」「過保護」は高松の代名詞ですが、キンちゃんの様な行動力と喜怒哀楽に富む男の子を「愛する」危険性を高松は分かっていると思います。




■何故、南国&PAPUWA、チャン5、カミヨミの主人公は子供なのか考えていました。少年誌が主な亜美ちゃんの「活躍」の場だったからですが、それぞれ「主役」は子供達ではありません。何故か唐突に高松に激似の男が主役の漫画が世に流れ数か月し、雑考してました。

多分、亜美ちゃんの描く「大人」、特に男性は小さい子供が抱くイメージなのだと思います。何だか偉そうにしているけど家ではゴロゴロしているし、自分に命令したり怒ったりする厄介なもの。パプワが刺客のお兄さんを見る目はそんな感じですし、シンタローがマジックに対し「あんな男だけど仕事人としては頭が上がらない」と思った描写はなかったと思います。

だから常に主人公が子供なのかもしれません。チャン5でも大人である伊達や炎の気持ちや苦労を、光や紅は完全には理解出来ません。なら子供らしい世界観を生かした漫画を亜美ちゃんが描けるかというと難しいでしょう。童話作家には向いていませんし、そもそも彼女は子供嫌いです。「子供を愛する母」も嫌いそうです。


■南国・・・不思議な少年パプワと、父子関係に悩むシンタローが主人公の物語だったが「美しく若い悲劇のヒロイン・サビ」の話になった。特にサビが何をするでもなく、故人のルーザー様と幼児のコタに全責任をなすりつけて終了。

■PAPUWA・・・南国の未消化部分を念頭に、コタ始動かと思わせて、「とっても可愛く魅力的な永遠の青年・リキッド」崇拝を始め、何回読んでも内容がつながらないまま項を重ね、アラシヤマ・ウマ子ちゃんと言った読者の支持を集めたキャラで持ちこたえた。

■チャン5・・・相変わらずの「生意気な男の子」が主役の話として始まったのはいいが、話が壮大過ぎて絵も展開も空中分解。設定やキャラはいいものだったけど、光や闇丸、星々の運命なんて、結局亜美ちゃんにはどうでもよいのだという事が証明された。アニメージュはチャン5の掲載を後悔しただろうか。

■カミヨミ・・・珍しくヒーロー&ヒロインがいるが、本当に「幸せな女の子」を描くのも想像するのも大嫌いな漫画家なのだなと思う。天馬はいい子だけど、結局大人世代の話の方が強かったと思う。「こんな過去があった」話ばかりで天馬薄め。帝月がお気に入りだったかもしれないけど、「やっぱりこういうのが好きなんだな・・・」という感想になる。

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