■夏コミ入稿して虚脱状態になるのを防ぐため、スパーク新刊の内容を考えていました。一個高グン話があります。
・高松は手のかかるグンマの世話役と言ったって、グンマが中学生くらいになればお役御免じゃないだろうか。青の一族の子供だからグンマは特別と言う事もあるが、シンタローならミヤギ達と友達になる時期だ。 ・グンマがかつてマジックの排除したルーザー様の息子であるという点から言えば、「学校生活を謳歌」なんてマジックは認めなそうでもある。 ・グンマが中学生くらいなら、高松は30代前半だ。自分の幸せを考えてもいい。
・都合よくマジックが持ってくる縁談。マジックが持ってくるだけあって、高松の事情や陰険さもある程度まではOKな相手かもしれない。ルーザー様以外愛せない高松だから、どんな女性と結婚しても同じじゃないかという乱暴な話ではあるが、「結婚しない」マジック達にとって「(政略ではあるが)普通の結婚」を、一族に準じた存在である高松がしてくれれば有難い。
・ルーザー様と過ごした時間とか、美談めいてお見合い相手にも伝わっていて、縁談を受けようが受けまいが、高松自身にはあんまり関係ない。高松が何より大切にしているのは「ルーザー様との縁」であって、自分とルーザー様をつなぐのが、自分ともルーザー様とも無関係の「グンマ」であるか、又は「ある女性」であるかは、実は全く問題にならない。(「こころ」の先生みたい)
・「高松に自分は必ずしも必要ではないし、今にも高松に捨てられそうになっている自分」に気が付くグンマ。体よく全寮制の士官学校を進めるマジックと高松に、珍しく反抗的な態度を取る。(以下略、学校に行かないグンマと、結婚しなかった高松という南国通りの結末)
・・・・グンマ様、キンタロー様と並べて呼ばれるグンマとキンタローですが、高グンというと高松の利己が出やすいかなと思います。キンちゃんなら中学生くらいでもう高松に、「お前は俺が幸せにするから、再婚なんてしないで待っていろ」とプロポーズしていそうです。キンちゃんを見守る事が自分の幸せな30代高松。
■以下は雑感です。そんな気がする、自分はそう思った程度の内容です。
・自分は腐だと思うが、商業系BLを手に入れた事があまりない。普通の書店で買えるジャンプ二次創作のアンソロを買い漁った事もあるし、好きだったアニメ作品を腐目線で特集してくれたアニメ雑誌とかは買った。こっそり自分でも描いて同級生に見られた。
アニメ、漫画、小説を読んで腐として楽しむ事は多々あるけれど、基本的に非営利・アンオフィシャル・二次創作・アマチュア・コミケ的な楽しみだと思っている。営利目的で市販された腐向け作品というのに馴染がない。
最近好きなアニメ、キャラソンはうたプリだけど、春ちゃんの存在が大きいと思う。腐部分はおまけと言うか、ついでていいと思っている。レンが口説くのは女の子がいいなと思う。女の子のための甘い歌や世界は好物。
・亜美ちゃんについて残念な事の一つは、公式と二次創作の区別に消極的だった事だ。南国&PAPUWAはテレビアニメが公式で、ガンガンに連載された漫画が従属的なものだと思うとスッキリする。当時自分もテレビアニメが良かったから、漫画もちょっとだけ読んでみた派。(ちなみにドラゴンボールに対してはジャンプがあればアニメは見ないという声があった気がする。)
大勢の一般の人が楽しめて、ファミリーで見ても笑えるテレビアニメと、原作者自ら人を選ぶ腐要素を嬉々として発信するのとでは、有難味の相違が激しい。両テレビアニメが公式、亜美ちゃんの漫画掲載時に繰り出したもろもろが非公式のアマチュア活動だったと思うと、納得できる。
(もしかして南国&PAPUWAは亜美ちゃん的には商業BL作品だったのだろうか?ガンガンは違う気がするが、Gファンは許しそう。もしそうならPAPUWAはコタが主役とかいう大嘘ついてないで、リキッド主役で最初から描けばいいのに。)
高松がグンマに鼻血を出すのは、亜美ちゃんが大好きな意味での行為ではなく、単に「日々お世話しているグンマ様可愛さ」が高まると、そんな形で出るのだと思っている。いくら変態の名を欲しいままにしている高松だって、そこまで壊れてはいないと自分は信じている。高松は女性だから、どちらかというと気持ちの「嬉しさ」の方を優先して感じると思う。
・腐の癖に、「キンちゃんは高松の生徒みたいなもの」「高松はルーザー様と基本的に他人同士」と、わざと冷たい態度で南国&PAPUWAを見てみる。そんな態度をキン高、ルザ高にも取りつつ、「そうか教師と生徒か」「高松は自分が傷ついて淡い恋心を失うのが悲しいから、ルーザー様と自分は他人同士だと思おうと苦しむけど、ルーザー様は高松を側においてくれるよね」など妄想して楽しむ。
あれ程「好きです」という空気を出している高松に、何年も「片思い」させてくれるルーザー様は、ある意味高松との付き合い方を心得ていたのかもしれない。「みんなが認める様な恋人同士じゃなくても自然に一緒にいられる関係」が高松には心地いいのだろうと思う。そんな妙な姿勢高松に取らせてくれるのは、余程高松の事を好きになってくれた人なんだろうと思う。 |
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