madeingermany

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...... 2014年06月24日 の日記 ......
■ 最愛の人へ   [ NO. 2014062401-1 ]
■南国後のグンマ、高松(&キンちゃん)雑感です。グンマの「解」を探しています。高松はずるい男なので、心の中ではキンちゃんに、かつてのルーザー様に匹敵する愛情を奉じながら、グンマには「キンタロー様はグンマ様の従弟であられるから私にも御大切な方」と言い訳するでしょう。

(「あの子はお前の親友じゃないか」と言う建前で浮気を隠そうとする彼氏みたいな高松。南国初中期・崩壊前の高グンについて、あんなに女らしい高松がよく頑張ったなあと思う。グンマについての高松は普段以上に卑劣な男に見えるが、生来の女性らしさを発揮できない苦しさのせいだろうと高松を擁護してみる。高松は「悪い男」か「完璧な女性」の択一だと思う。)


■一見、キンちゃんと出会った後の高松は「愛する人との二子目に恵まれて、お兄ちゃんになった第一子に気を使いながら、二子目にも新たな愛を注ぐママ」っぽいんですが、グンマにすれば浮気だよなと。

キン・グンは、高松を間に異父兄弟みたいなもんだとも言えますが、覇王の父親に全く似ていないグンマと、高松と学生結婚みたいなものだったくらい早熟だったルーザー様と瓜二つなキンちゃん。結構差異もあります。



・亜美ちゃんの漫画には5W1Hがありません。例えば「赤の秘石の一族ととして島を守った」という文の主語は、前者ならシンタローでもジャンでもリキッドでも可らしいです。(ウソだろと思う。でも他にも、「父を殺して世界を救った」という文の主語はシンタローでもキンちゃんでも可らしい。ウソだ、自分の目がおかしいんだ。)

・アマチュアである同人作家でも「このキャラだからこれだよね」と言う思いがあります。亜美ちゃんにはないんでしょうか。「沢山のイケてる男性達に性的にモテモテ」と言うのは、主語が亜美ちゃんでもシンタローでもリキッドでもサビでも可らしいです。(おかしい、嘘だって言ってくれ。)

(同人作家でも「原稿落として辛い」「こんな漫画を描こうと頑張った」「このキャラを自分は愛している」「読みやすい本を作りたい」とかの思いがあるものだが、亜美ちゃんには薄いらしい。)


・亜美ちゃんの場合そんなのが嘘でも冗談でもないらしいので、グンマも例外ではない。多分アスに啖呵を切ったのは、高松への長年の不満と怒りをアスに向けたのだろうと思います。「僕をオモチャにしないで高松」「高松は僕にふざけているだけなんだね」「眼魔砲で貴方を殺したい」という、グンマの高松への気持ち。

・高松が青の一族と赤の一族のトラブルに巻き込まれる形で大怪我しますが、キンちゃんは怒りをアスにぶつけます。高松の怪我が回復可能なものだった事を思うと、自分をキンちゃんに裁かせるために、キンちゃんの感情をルーザー様が誘導した様に見えます。




・キンちゃん、高松、ルーザー様の一体感にグンマは付いていけたんでしょうか。高松が元気でいればこそ、嫌う事も文句を言う事も出来たでしょうが、虫の息の高松にグンマは「高松以外自分を見ていてくれる人はいない」事を知ります。その後マジックの息子としてチヤホヤされる身になりますが、「マジックの息子」と言えばシンタローなのでグンマの立場はあんまり変わりません。

・キンちゃんは「高松のために」アス(ルーザー様)に怒りをぶつける事が出来ましたが、グンマはアス(グンマの内面から見ると高松)に眼魔砲を当てる事が出来ません。キンちゃんはアスを自分の目の前から駆逐しても、側に高松がいますから寂しくはありません。でもグンマには高松しかいませんから、アスを高松の代わりにののしっても、彼を殺す様なタフさは沸いて来ません。

・グンマは高松を嫌う事が出来ません。子は親を選べなかったというか、自分が高松を嫌えば、高松は遠慮なく心の中のルーザー様や、可愛いキンちゃんの方へ行ってしまうから。自分を「最愛の子」の座から突き落として、「この方は貴方の従弟」とか言いながら、キンちゃんにデレデレしている高松を、グンマは受け入れるしかありませんでした。

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