原稿は今月頭からあんまり進んでいません。毎年夏は書き過ぎて内容が薄くなり、項ばかり膨らんでお客様に手に取ってもらいにくくなっているので、あえて温泉行ったり、買い物したり、最近フラフラしています。止まらない妄想は反故に書き溜めて、スパークに回します。来月第一週に夏コミ新刊を入稿します。タイトルは「ルーザーさんち」です。
(グンマは南国終盤まで自分はルーザー様の子であると信じていたんだろうか。自分がルーザー様の子であるにしては高松がわざとらしいし、グンマも無意識に「亡くなったお父様と高松」の関係は考えないようにしていそう。キンちゃんの登場で、グンマには見せる事も拒んでいた高松の姿が露呈され、高松を無二の人としてキンちゃんが受け入れているのを知ったグンマ。・・・・グンマに「解」ってあるんでしょうか。)
・ガンマ団って陸海空の何なのだろう。そもそも軍隊って、国家権力あってのものだから、フリーらしいガンマ団は何なのだろう。シンタローは新生ガンマ団なんて妄想にも困る面倒くさいものをこしらえるより、ガンマ団の問題点が「守るべき自国民もいない軍隊」である事に気が付いた方がよかったんじゃ。
・横須賀軍港めぐりのツアーに参加しながら妄想していたが、自分も横須賀に生まれていならこんな場所で働いていたかなと思う。運動神経がないので無理だったろうか。艦船を見ていると「かっこいい」と本当に思う。「仕事」をするためのものであるし、理性の固まりの様に思う。(※WW2でも暴走したのは陸軍であり、海軍はそうでもなかったという)
・ルーザー様も、マジックの欲望の走狗として使い走りさせられ、挙句に捨てられる様な人生じゃなくて。こんな立派な職場で、可愛いお嫁さんと息子と一緒に暮らせたらと思う。お嫁さんはどこへ出しても恥ずかしくない優秀な人だし、息子もママと一緒に勉強したり、お父様も仕事ぶりをママから聞いて自分もいつか働ける様にと頑張るだろう。
・全然関係ないが、艦船とかはやっぱり「機密」らしく、関係者しか触れられないものらしい。PAPUWAで帰って来た高松は、隠居と言いながらもキンちゃんの裏方としてどこかにいたんだろうと思う(そう思うとキンちゃんの精勤ぶりも納得)。グンマは高松を引退した艦船の如く、心の中でスクラップにして、ドロドロに溶かして捨てた様な気でいると思うけど、全然現役の高松。
(キンちゃんはグンマのそういう所は無視していそう。「自分で頑張る」事も「仕事を仲間と一緒に頑張る」事も知らないグンマに何が言えるんだろう。)
■仕事で疲れていると言いながら、日帰りでグンマから横須賀に行って来ました。久里浜まで横須賀線に乗ったので、横須賀線完乗です。青とクリーム色のイケメン。帰りに上野でだるま弁当と、焼き鳥を買って、上越新幹線内で食べました。両国で作っている焼き鳥だそうで、ミラクル☆トレインでも紹介されています。だるま弁当はグンマ産の愛らしい駅弁の一つです。
あんまり日誌に近況を書かないのは、自分の生活が矛盾しているからです。死ぬ程疲れていると言いながら乗り鉄をし、痩せたいと言いながら仕事帰りにモッツアレラチーズを買っている人間です。こんな矛盾に満ちた日常をお届けするより、同じく破綻しているとはいえ、ネタを書いた方がいいかなと思わなくないです。
■仕事が忙しいなか、ちょっとした暇を見つけてネタを反故に書きためる人間なので、ネタが日常であり、日常がネタなのかもしれません。横須賀に行ったのも、イケメン路線へ完乗しに行ったのであり、慣れない京急さんにお会いしにいったのでもあり、「日本でガンマ団の様相を妄想させるのは、横須賀基地一帯だよな」と、横須賀軍港めぐりのツアーに参加したかったからでもあります。
横須賀基地には数万の人が住んでいるそうです。学校も教会もあるし、まさしく生活の場でもあるのでしょう。呉や沖縄には行った事がなく、群馬県内にも自衛隊の基地はあるんですが、陸軍なので非常に怖く、横須賀の様な観光地然とした雰囲気はありません。 |
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