■愚痴ばかりで申し訳ありません。暑いせいが頭痛がして、もともと弱い皮膚が何かの刺激で荒れてヒリヒリします。グンマは鍋底です。
夏コミの荷物を発送しました。当日は新刊既刊ともどもよろしくお願いいたします。ルザ高・キン高の漫画&小説本です。(ルザ高とキン高の間は、約25年くらいあるのだからと言い訳しておきます。「お父様そっくりですね」等は高松がずっと言いたかったセリフなのでは。)
■スパークもルザ高でキン高の予定です。南国後、シンタローに喧嘩を売ってばかりのキンちゃんを案じる高松。「たとえ貴方がシンタロー様より強くて勉強が出来たとしても、貴方はシンタロー様に勝る事は出来ません。あの方のお父様がマジック様で、貴方のお父様はマジック様の弟だから。順列というものがあります。」とキンちゃんを諭そうとする高松。
「お前は俺が一番だと言ってくれるじゃないか」と、ママに言い返すキンちゃん。キンちゃんが補佐官に収まるまでの話。シンタローやグンマとの触れ合いで語る内容だと思うのですが、高松を出したいので。幼児的万能感から、一個の大人になる話。
(不思議な事に、24歳になっても赤子の様に溺愛されてきたはずのグンマから「幼児的万能感」を感じない。「死んだ父の代わりのドクター高松」にグンマは違和感があったのだろうか。少なくとも自分の父が高松最愛の「ルーザー様」でない事は薄々感じていたと思う。)
■夏になったので、近所でホウセンカを見かける様になりました。とてもきれいな花です。ハマナスも上品で美しい花です。常々、変態だの年齢についてだの性格が卑劣だの言われてやまないドクター高松に、こんな優美な花を添える亜美ちゃんの漫画って何だったのでしょう。自分はマメな高松の事だから、花々も見事に咲かせるくらいだろうとしか思いませんが。
(目覚めたコタについて、ちゃんと家族の下で暮らしてもらおうとするキンちゃん&シンタローに、リキッドが謎のマジギレを見せるあたりで感覚のズレを感じる。ニートのサビが何故か崇拝されたり、傍観者のハレが異様に偉そうなのはキャラ性だろうと思ったが。)
■もう亜美ちゃん関連は南国、PAPUWAという昔のアニメ・漫画だけ愛そうかと思う今日この頃ですが、意外と自分と似た感想をお持ちの方がいらしゃるようで、未だに感想等検索してしまう事もあります。
多分亜美ちゃんの最盛期だった、すずめちゃん(20年前の掲載。セーラームーンと同時代だったのに変身少女漫画を同雑誌で描くというのはどういう勇気だったのか)について、思う所は当時より今の方が多い気がします。
■なかよしは当時、セーラームーンの記録的大ヒットによりカオスだった。外部からCLAMPなどの有名作家を読んで、今で言うちゃおに近い雰囲気だったと思う。「有名な女性ギャグ作家」として、あくまでギャグ枠で亜美ちゃんは呼ばれたのだと思う。
■女性作家であるし、少女達がおこずかいで買う雑誌なのだから、アニメージュの様な誰得な感じになるはずがないと、編集も読者も思ったと思う。珍しく無事完結したのはよかったが、あのペガサスの扱いには絶句する。
■しかし今思うと、亜美ちゃんは「あれ(自爆とか)しか出来ない」のだと思う。すずめちゃんが秀樹達と和解するような「難しい」話は亜美ちゃんには描けないし、守るはずだったナガサキシティへの愛など最初からない。キャラが戦えば絶命か全滅しか描けないのはカミヨミでも証明された。
ひばりちゃんは見慣れた感じのキャラだし、ひばりさんもワニに優しかったりしていい人だったのに、何故ああなったか(ペガサスの自爆と、いい気味だと言わんばかりのヒロイン2人)理解に苦しむ。 |
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