暑いです。冷え症なので夏はかえって過ごしやすいとか思っていたんですが、グンマは場所によっては40度を越えます。手や腕に汗をかくと原稿が描けません。
学生時代を過ごした京都は暑かったけど、グンマも昔の京都の暑さに負けない様です。(関西にいた時から私鉄にあまり乗らず、基本JR移動なので、やっぱり山奥の関東人だなあと思う。東京〜横須賀もJRの方が落ち着く。JR西日本の車両もゆったりしていて好きだ。)
以下は妄想です。キンタロー様レジェンド。
■マジックの弟のルーザー博士の第一子として生を受けるべく、さる年の夏頃に決定が下される(想像)。父博士の部下だった高松博士(18歳男性)が、何故かこの決定に父博士以上に乗り気で、予定日の5月が待ち遠しがられる。
■父博士は総帥直属の暗殺者でもあったため、その頃対立していた赤の一族の間諜を処分した。しかし父は兄弟間の情事の争いに巻き込まれ、兄の罪を背負わされる形で自害。
■赤青両一族及び秘石の混乱のために、生まれたものの自由に動く事もままならない。24年後に世に出たが、誰も自分の誕生を喜ばないので怒る。状況を俯瞰しているかに思えた前述の高松博士(43歳)から真相を聞き、自分の立場を知る。
■亡父の部下だった高松博士に初等教育その他を授けられた後、親類の側で暮らす事に。高松博士隠居。その後もガンマ団の幹部、また科学者として実績を上げていくキンタロー博士だが、38歳現在独身。
単身者なのは複雑な家系の生まれであり、仕事一徹な性格からかと思われているが、親代わりの高松博士(現在57歳)の影響かとも噂される。最近の趣味は温泉めぐりと園芸(想像)。好きな食べ物は讃岐うどん、朝からでもいけるらしい(妄想)。
・・・もうちょっとキンちゃんのマザコンぶりと、高松の溺愛ぶりが文章にならないかと思いましたが、こんな感じでした。高松にとって、「ルーザー様は自分の恩人」「私はキンタロー様には親の代わりの様なもの」というのは便利な立場なのだと思います。ルザ高、キン高を公の場でも貫ける魔法の呪文。
■谷崎源氏を若菜の冒頭まで読みました。朱雀院の悩みが延々書いてありますが、さっぱりとしないあたりが谷崎の普段の調子と合っているかなと思います。イケメンのマンセー・サクセスストーリーより自分は好きです。玉鬘を北の方に迎え、子供を2人授かった髭黒の大将が健気と言うか、源氏マンセーはまだまだ続きます。
紫の上の葛藤がさらに深まりました。お婆さんの側で暮らしていたら変なお兄さんに誘拐され、お兄さんに養女だが愛人だか知れない扱いを受け、それでも奥様として周囲の尊敬を集め出したところでの女三宮の降嫁なので、紫の上に逃げ場はありません。
■源氏って、紫の上・玉鬘・秋好中宮・女三宮という養女達に助平根性ムキ出しなんですが、自分の息子娘には無頓着な気がします。明石の上・明石中宮という妻子コンビも玉鬘に比べれば扱いが地味ですし、夕霧・雲居の雁の息子夫婦も無視同然の様な気がします。
助平根性で生きている男なので、ちゃんとした奥さんや、実の息子娘はどうでもいいのかもしれません。明石の上に女性として関心を持つ事はあっても、基本彼女は身分相応な扱いですし。女三宮は溺愛してくれた父院と引き離され、助平な爺さんに囲われ、さぞ怖かったでしょう。 |
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