■ルザ高的に、高松の「ルーザー様は私の恩人です」な態度はルーザー様にとってどうなのだろうなと。高松にすれば夜も寝ないで考えた、「ルーザー様と一緒にいられる理由」なのでルーザー様もあえて、ルザ高なんだけどと異議を申し立てるのが可哀そうになったとか。
（両想いなんだから何をそう言い張るんだと言ったら、自分は血縁でないし、あまつさえ女性でもないと高松が自虐方向に突っ走りそうになったので、見守る姿勢を選んだルーザー様。高松の言い分を聞いていると、自分の一族が尊いのか末期的なのか不安になった。）
恩人なら恩人でいいかとルーザー様が放っておいたら、生まれてきたキンちゃんにまで「高松はお父様に大変お世話になっています」とか言い出す始末（妄想）。
小さいキンちゃんに、お父様にお世話になったとか、可愛がってもらったとか言っても分からないので。今度は「キンタロー様のお世話をさせて頂くために高松はお側にいるんですよ」と高松の口上が刷新。「高松は自分のために家にいる」と理解するキンちゃん。
恋人としては落第生の高松が、母親としては輝いている事に、自分が至らないのだろうかとルーザー様が思ったとか思わないとか（全部妄想です）。
■エヴァのテレビアニメシリーズを見ていました。今、トウジが昏睡から目を覚ましました。エヴァと言うと、ミサト、シンジ、アスカの楽しい共同生活というイメージがあったのですが、シンジの事もアスカの事も、結局可愛がれないミサトを見ると、シンジだけでも冬月先生のとこに住んだらよかったと思いました。冬月先生が何と言うか分かりませんが、ユイの息子さんなので嫌じゃないでしょう。
アスカも、自分を訓練を受けた軍人として尊重もせず、子供としても女性としても軽んじまくるミサトの近くにいたのでは、おかしくなると思います。ミサトは養子養女でももらった気でいたのかもしれないけど、逆セクハラと、酒と男の臭いまき散らしていますし（リアルという事かもしれないけど、ミサトに接して内面が崩壊していくシンジとアスカの描写がリアルだ）。
・戦いに潔くないシンジへ、優柔不断だとか女々しいとかよくコメントされるけど。あれはミサトが悪い。普通の中学生にいきなり兵隊になれと言っても無理。父のゲンドウは司令だし、リツコは科学班なので、シンジに「軍人とは」を教えるのはミサトの役目。
ミサトに「エヴァとは」「ネルフとは」という高尚な話をしろとは言わない。ミサトは管理職と言われつつも、物語の中核からハブだから。ミサトは初期段階でシンジに軍人の心得、基礎を教える必要があった。恐らくミサトが物語冒頭で、「管理職なのに子供の迎え」という愚挙に出なければ、シンジは自分の立場を他の軍事のプロから教授されるはずだったと思う。
１４歳の美少年が自分の部下になるというだけで、バストむき出しの自分の写真を男児に送り付け、昂奮気味にサングラスとボディコンワンピースで車飛ばして来る辺りで（略）。
レイがそう呼ぶように、シンジはゲンドウを司令と呼ばなければならない。ミサトも三佐、一尉等と呼ぶべき。思いっきり「父さん」「ミサトさん」「リツコさん」と職務上の目上を呼んでいる時点で、ミサトの教育が壊滅的におかしいのが分かる。
・ミサトにとって周囲の人間とは、ペンペンの様に気持ちよく癒してくれる存在でないとダメらしい。リツコの様な仕事人はお気に召さないらしい。酒・セックス・暴力、そして加持はミサトの快楽の筆頭。本来ミサトが同情を寄せねばならないのは、同性のレイ、アスカの方だったと思う。
レイはゲンドウの「女」だからパス、アスカは同性故に「気持ちよくしてくれない」からパス、シンジは気持ちよくしれくれるかもしれないからＯＫでは、何にもならない。ミサトに愛玩されるだけのシンジはかえって以前より不安定になっているし、自分の居場所をさらに見失っている。
ミサトは「自分の居場所」に悩んでも、「女」としてのセックスアピールがあるので悩む事は無いだろう。「傷ついたヒロインのアタシ」という逃げ場がある。自己陶酔しない性格のシンジには、ミサトのマネが出来ない。
・劇中の加持×ミサト、シンジの内面のミサト・アスカ・レイの「私と一つにならない？」、とウテナを見ていても思ったけど、トウジのテレビ東京の６時台ってカオスだったなと思う。セイバーマリオネットＪを見て、その後ナデシコを見るのが毎週の楽しみだったが、思えば濃かった。今なら深夜枠なんだろうか。
・ミサトは内面が男性なんじゃないかと思う。トウジ、ケンスケから別嬪と言われ、マコトからも一定の好意を浴びているからそうは思えないのだけど、酒・セックス・暴力の快感に浸り続けるミサトの内面が分からない。美女は家事なんかしなくても、不衛生のはずないわという主張は分かったが。 |
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