■しつこくミサト雑感です。（高松雑感は後半です）
ミサトはこれがキャラ性ならアウトだろという部分が多い印象です。シンジに「逃げちゃだめ」「人の言う事ばかり聞く」と相反する言葉を同時に与えるのは虐待です。業務連絡すら、「繊細で優しいこのアタシには出来ない」という上官にあるまじき態度で手抜きしますし。
（自分に酔っているのだろうと思う。リツコに感情的な暴言、暴行を繰り返すあたり。ミサトのリツコへの暴力は「子供が大人をバカにする」態度に似ている。）
・ミサトは加持×ミサトより、ゲンドウ×ミサトの方が自分的にしっくりくる。他人の子であるシンジに執拗過ぎる姿は、「自分こそ司令のオンナ」という高慢であれば納得できる。逆に劇中のリツコの平静ぶりが怖くなる。
意気揚々と作戦部長をしているミサトは、実はリツコの立場でなかっただろうかと思う。優秀さを買われ、組織の大事なポジションに就くも、身も心も捧げた男に捨てられ、キレて死に招かれる立場。ゲンドウはもしかしたらベッドの中でリツコを褒める様な事があったかもしれない。
それこそミサトであって。父の様な孤独を愛する男に実力？を買われ、まるで父から褒められ、愛されるように関係を結ぶ。そしてギリギリの所でかけられた言葉が、「思いやりがあって勇敢な君を愛している」などでなくて、「お前が葛城博士の娘だから、使徒殲滅のお飾りに作戦部長に置いているだけだ。」だったとか。
■全く職業軍人にも保護者にも向いていないミサトが、何故作戦部長なのかなと思えば、高名な葛城博士の娘だからでしょう。コネ目当てにユイに近づいたと言われるゲンドウなので、ありそうなことです。ゲンドウは葛城博士の遺族をお飾りにする事で、外部へのポージングにしたつもりなのでは。
そういうゲンドウを軽蔑・憎悪している父と重ね、セックスして、彼の息子を偏愛しても気が休まらないミサトが見たかったです。加持×ミサトは単に絵柄上の問題と言うか、自分とのセックスを「汚い」「汚れた」「不潔で快感」と当のミサトから評される加持があんまりです。
・加持も葛城博士も、ミサトを大切にしていたと思う。加持は危険を顧みずにゼーレとネルフの秘密を探り、ミサトに真実を教えた。葛城博士も、恐らく自分が打ち込んできた研究をミサトに見せたくて南極に連れて行ったのだと思う。不幸にして大惨事になったけど、ミサトをかばって亡くなった。
ミサトが大好きなセックスを抜きにしても、加持、葛城博士からの彼女への献身はよく分かる。ミサトが加持、葛城博士からの一途な思いを受け入れないのは、「みじめったらしい女」だった母の様になりたくないからだとすれば、それはミサトと母の問題じゃないかと思う。
ミサトは他人に暴力的な人だと思う。ネルフの自爆を考えた時、何故マコトに命じたのだと思う。他人であるマコト、シゲル、マヤ等の命なんて屁でもないのか、「一人で自殺するのは寂しくてイヤだからマコトも道連れ」と思っているかだと思う。マコトはそんなミサトを受け入れているらしい。
■高松雑感です。全て妄想です。
南国からＰＡＰＵＷＡの間に高松は、「自立心が芽生えたキン・グンに反抗期を起こされ隠居」しなければいけません。「ガンマ団内で付き合っていたらサビやジャンと同じ事だと悲観した高松が、キンちゃんの思いを確かめる意味でも遠距離に持ち込んだのか」と、根拠のないキン高を主張する自分は、こう本日突っ込みました。
・自立心と言うがグンマには薄そう。ない訳ではないが考え方が女の子タイプで「自分一人が高松を我慢すれば穏やかにいく」と思いそう。あの高松を叩き斬る程の自立心と反抗心がグンマにあったのか。南国の高グンは、何故グンマが人並みに高松を拒まなかったかと言うと、高松に恐怖していたのだろうか。大人と子供だからそもそも畏怖があるのに、「拒んだら殺される」と不安にさせる何かを、高松が発していたのでは。
・高松がもしルーザー様の本当の忘れ形見であるキンちゃんに、完全に拒絶されたら。変態である以上、好かれる可能性の方が低いんだが。仮に「俺はお前が鬱陶しい、来るな」と真顔で言われたら高松は自決しそう。
自決というと大袈裟だけども、高松は自傷に近い行為に走るか、何か病気になりそう。憂さ晴らしにガンマ団員に対し、今以上の暴行に出そうだけど、「キンタロー様と私の事で不名誉は起こさない」という考えを起こせば、悲しみが内側に向いて隠居どころか瀕死。
「キンタロー様がお元気でないと、高松は泣いてしまいます」と高松は南国後キンちゃんに言ったかもしれない。高松を試す意味でキンちゃんが不調のふりをして、高松が本人の言う様に泣いて案じ、診察したら仮病だったので真剣に怒られるとか。カップルでなくてもそんなキン高。
逆もしかりで、嘘でも「嫌いだ」と言えば高松が悲しむのを知ったキンちゃんの話とかスパークで描きたい。 |
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