■ただ今戻りました。電車で石川に行って来ました。越後湯沢〜金沢〜和倉温泉を走る場合のはくたかに、これで完乗出来ました。福井〜小松は遠くて残念ながら見送りました。はくたかに乗ると同時にのと鉄道も味わって来ました。小さいけれど、ほんわかして素敵でした。
他、金沢では兼六園・城址公園・武家屋敷・茶屋街、北上して輪島・珠洲・七尾等を観光して参りました。自分の原稿を本にしてもらうのはここかと、感無量でした。いつもスズトウシャドウさんありがとうございます。
■以下は独断と偏見の南国&PAPUWA雑感です。
・リキッドがツバメの読み切りを思うに、原作者の中でリキッドは、暗闇に一条の光を差し込む天使ちゃんなのだろうと思う。根拠はないけど、絶対に老けない・死なない・愛される辺りで既に人外に思える。
南国&PAPUWAはもともとファンタジーであるし、無所属系キャラはあり得ると思う。しかし例えば心戦組局長のイサミさん、ガンマ団総帥補佐官のキンちゃんと、ある程度までなら肩書・仕事・立場は設定倒れだとしても、キャラについて想像でカバーできる様になっている。
リキッドの場合、彼はマジックの部下でもないし、心戦組には気を遣ってもらうばかりであり、番人と言えば今でもジャン、アス、またはソーちゃんの方がそれらしい。ガンマ団の仕事から逃げたリキッドに、さらに不可解な秘石の番人という仕事が出来るのだろうか。
原作者は、例えば高松が10代の頃からガンマ団で頑張っていたとか、医者であり、科学者であり、教員であり、有能な技師でもあるという点をコケにしたいのだろうなと思う。変態だから。
・よくある魔法少女ものでも、ヒロインが人外で、永遠に近い寿命であり、天上の国のお姫様である事は多い。性別が違うが、原作者がリキッドに求めていたものは、そういう、俗世にしがらみのないキャラなのかもしれない。
・ただ、そういう天使系ヒロイン、落ちものというらしいが、そういう少女達には大抵好きな男の子がいる。なんで不思議の国のお姫様が、都内で一人暮らしの男子学生のおさんどんになっているかと言えば、その男の子が好きだから。
・リキッドが不思議な天使ちゃんであるのはいいのだけれど、リキッドには好きな人というのが無いんじゃないかなと思う。人が人を好きになったり、何かに向かって頑張る事をよしとしない原作者らしい事だと思う。
ウマ子ちゃん、トシさんと言う一時熱烈なファンがリキッドにはいたが、ウマ子ちゃん、トシさんも、別にリキッドがいなくても、キャリアウーマン・自営業者として立派にやっていける。パプワにもくり子ちゃんという奥さん、息子、愛するチャッピー、島の皆がいる。
・リキッドにも父母や千葉の友達があったはずだが、PAPUWAでは絶縁。リキッドのお父さんは、一時はリキッドを同盟相手であるマジックに預け、鍛えてもらうつもりだったと思うけど、あのマジックが自分に従順でない若者に対し、どう出るかは言うに及ばない。
マジックは次点の策として、あらゆる状況に対応できそうなマーカー達に、リキッドを預けたのかなと思う。マーカー達の仕事は、あくまでリキッドをお預かりする事で、本物の団員として鍛え抜く気は最初からなかったと思う。リキッドは自分を特戦、特戦と言うけど。ハレは、個人的に気に入ったらしいリキッドと自分のたった一つの接点が特戦だから、特戦特戦言うのかなと思う。本当はハレは自分の部下にはもっときついと思う。 |
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