■南国高松のハイテンション保護者ぶりは、「ルーザーの世話になった」という過去をマジックの目からそらす作戦だったのでしょうか。
マジックがそんなレトリックに乗る気がしないのですが、グンマが「ルーザーお父様が罪もなくマジック伯父上に殺された」という一事をいつまでも知らされないあたりで、マジックはドクター高松&グンマ博士のコンビに安堵を感じたと思います。
ならキンちゃんはいいのかと言うと。高松がマジックを心の中で許したとは言い難いのに、何故かキンちゃんもマジックには無害に見える様です。星矢のシャカではないですが、視線だけで人が殺せるマジックに高松も復讐を諦めたのでしょうか。自分一人が悔しさをこらえれば、キンちゃんに安定した親類達との暮らしをさせる事が出来ると、高松は思ったのかもしれません。
マジックにシンタロー(=キンちゃん)を育てさせて、復讐の代わりにしていた昔ならいざ知らず。我慢するとか、こらえるとか高松に出来るのでしょうか。しそうにない性格というか、キンちゃんが親類に馴染めないで辛がっていたら、復讐は再開されたと思います。
■青春鉄道で、東北新幹線のグランクラスは格差社会の現れ、世の中のひずみだと上越が言っていた気がします。上越新幹線のスケールから見ればそう見えますが、長野新幹線が北陸新幹線になっても上越のダイヤに大きな減少が無かったのが救いです。
東北新幹線は比較的新しい新幹線なので、車両がかっこ良くても気になりませんが。東海道新幹線の指定席と自由席の混雑の差は、まさしく持てるものと持たざるものの違いを感じます。
■格差、ひずみという類のものではないと思いますが。青春鉄道の様に、格上の存在が「貴方も私と同じなのよ」と、コンプレックスを持っている方に言ってしまうケースの方が多いのでしょうか。青春の上越は、明らかに周囲からかばわれている事に泣き出しました。
子供がテレビを見て、「大人になったらオリンピックに出るんだ」「科学者になってノーベル賞を取るんだ」と言い出すのは、言う本人が自分の小ささを分かっていないだけで、対象と自身の差は、東北と上越くらいなものなのでしょうか。
スポーツ選手になりたいと子供が言うのは微笑ましいと思います。実際スポーツの世界に跳び出す子供も出て来ると思います。
いい年した私は、いつまでそういう事を言うのかと思います。子供が大袈裟な事を言えば、周囲の大人は半信半疑で付き合ってくれると思いますが、もう年齢だけは子供じゃない自分が何か身にそぐわない事をしようとすれば、多少は計画的な発言だと思われる事の方が多いのだから、つつしもうと思います。
春先から同じ悔恨ばかり日誌に書いていて恥ずかしいです。 |
|