■原作・アニメのセーラームーンには、女王と呼ばれた・自称したキャラが何人かいます。
クイーン・セレニティ(前世のうさぎの母) ネオ・クイーン・セレニティ(未来のうさぎ) ブラック・レディ(洗脳時のちびうさの自称が女王) エスメロード(ワイズマンに付け込まれて女王と自称) プリンセス・スノー・カグヤ ネへレニア、メタリア、べリル 火球皇女
血統的に女王であるキャラ達と、そのキャラに憧れる余りに女王を名乗ったキャラとありますが、そういう血統に生まれた人が女王と名乗るのは、生来の名前の一部の様なものです。(一応)一般人でも、女王と劇中で呼ばれたキャラはレイちゃんでした。
Rにはレイちゃんの面倒見のよさ、活発で熱心な所等がよく出た「文化祭は私のため!? レイ女王熱唱」という回があります。Rらしい若々しさと、シリーズの熟成を感じさせるいい回だったと記憶しています。
何が言いたいのかと言いますと。女王様と呼ばれるキャラには、生まれの尊さはどちらでもいいですが、世話好きな面も必要だろうなと思うのです。命令ばかりして、しょっちゅうヒステリーを起こすのが取り柄みたいな面ばかり、女王キャラでは語られがちですが、周囲の事を考えられるのが女王の第一なのかなと。
フリー!の凛は女王様キャラなのかなと思いましたが、自販機のゴミ箱蹴り倒したり、後輩に気を遣わせすぎたり、部の方針を無視したり、愛敬のつもりだと思うけど「だせえ・うぜえ・関係ねえ」とよく言ったりするのは、やはり女王様ではないと思いました。
女王様と言えばサビもですが。サビはジャンに対してだけ女王であればいいと思います。公私で使える金高と人件費が果てしないキャラなので、よく分かりません。仕事してなくてもミヤギが気を遣って来たり、コタが懐かざるをえなかったり、よく分かりません。
■以下は、フリー一期の感想です。独断と偏見です。スポーツというある意味男の世界の物語は憧れですが、実際作るのは大変難しい事なのかもしれません。
南国&PAPUWAの原作者も、一回はドシビアな世界を目指していた時期があるだろうと思います。南国でキンちゃんがマジックの息子なら、マジックを殺すシンタロー、シンタローを殺すマジックという展開もあったでしょう。
創作物をああだったらいい、こうだったらいいと読み手の立場で思うのは自由かもしれません。ですが一度好きになった作品なら、ありのまま触れたいと今日思いました。週末は映画館にハイスピードを見に行きます。
・劇中のキャラが若い同性ばかりのお話って、余程気をつけないと役割が難しいのかもしれない。凛か似鳥のどちらかが女の子なら、印象のバランスが変わったかなと思った。
凛が「情緒不安定で暴れるヒロイン」なら別の見方ができるかもと思った。ならなおの事、ヒーローポジションかもしれない遥が単独でヒロイン・凛を救済?せねばならないけど、遥もそういう肝心な時に真琴に頼りそう。
御子柴部長の男気?、似鳥の甲斐甲斐しさ、岩鳶メンバーの精神力も体力も、何故か凛が目的地。
・二期で怜を入れた4人でリレー、全国大会6位、怜・渚の代は新入部員も大勢入って賑やかになるという展開を知っているから落ち着いて見られたけど、陸上部から無理に水泳部に連れてこられたとも言える怜が、これっきりだったら泣く。
キャラなら真琴や宗介というガタイのいいお兄さんキャラが好みだけど、怜は平川さんの声がぴったりで素晴らしかった。巌窟王で平川さんは、これまた替え玉を自ら演じたフランツの声だったりする。あれも素晴らしかった。 |
|