■広島の宮島に行って来ます。月曜に群馬に帰って来ます。岡山にも行くので、気分は内田先生です(岡山出身)。国鉄時代の名残である連絡船に乗るのが楽しみです。
広島はコージとウマ子ちゃんの帰省先という事でしょうか。京都が日本の首都だと言い、トチギをバカにしたのはアラシヤマですが、コージとウマ子ちゃんならアラシヤマの嫌味を気にしなそうです。
アラシヤマの困った所って、そういう「お前は田舎者」的な罵倒?を口に出してしまう所だと思います。マーカーがアラシヤマに言いたかったのは、周囲をバカにする事ではなく、相手を見下すくらいでないと弱肉強食のなかでやっていけないし、心を強く持てって事でだったのでは。
そういう決めつけ、上から目線に一番反応するのがシンタローであり、トットリなのかもしれません。コージやミヤギは小さい事考え無さそうなので。シンタローはマジックに愛されながら外見も能力も異端である苦しみ。トットリは恐らく陰に生きる忍者としての使命と、未来を奪われたような自分の矛盾。
アラシヤマも「自分は特異体質で暗殺者」という運命がありますが、だからって他人を罵倒していいはずなくて。マーカーの言いたかった事が分かっていないのか、周囲の人の本心を知るのが嫌、又は周囲の本心が信じられないのかもしれません。虚構のシンタロー像に執心しているのはその辺でしょうか。
北関東三県の県民は、恐らく全員「自分は首都圏・東京圏・関東の人間」と思っているので、いかにアラシヤマが千年の都・京都出身であっても、田舎だから見下しはタブーです。群馬・栃木・茨城の重要なセールスポイントの一つは「東京に近い」事です。
東京からのアクセスというなら、山梨・長野・静岡も良好で、北関東三県のアピールは専売ではないのですが。多分三県とも分かってアピールしています。山梨の方が新宿から中央線ですぐで、三県の様に東京との間に埼玉や千葉で塞がれておらず便利だろうと思います。
■偏見の高松雑感です。
・高松はルーザー様との恋を、キンちゃんと分かち合いたい。分かって欲しいとかではなく、いい思い出だったくらいの匂わせでもいいから、ちょっとキンちゃんに聞いてほしい。
匂わせるとかいいから、そんなアホでワガママな高松ごと好きなキンちゃん。何故ってそういうアホの部分があるから高松なのであって、普通の人間なのに秘石眼なしでここまで頑張りぬいているのは、父との思い出故だと思うと、高松は素敵なママ以外の何者でもない。高松と一緒にいると楽しい。今晩も高松研究。
グンマも過去、高松を好きになろうとしたし、好かれようとしたと思う。でも叶わなかったのは、高松の心が本当はシンタローに向いていた事と、グンマがマジックの息子であるからだと思う。
グンマが天使の様に愛らしくとも、学僧の様に禁欲的に暮らしていても。高松が好きなのは、ちょっと暴力的なくらいの男なのかもしれない。引っ張ってくれそうと言うか、いい意味でも嫌な意味でも男性的な人。
高松が「グンマ様は可愛らしい」と言う時は、一種の諦めがあった様な気がする。嗜好も性癖も、結局高松はグンマ以外で満たさねばならない。グンマに対しての嘘と芝居と気遣いで疲弊した後、更に自分の時間を探す手間。 |
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