madeingermany

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...... 2016年04月30日 の日記 ......
■ 通過儀礼   [ NO. 2016043001-1 ]

■ローマの休日をレンタルしながら、郵便配達は二度ベルを鳴らす、とエデンより彼方へを借りて来ました。両方とも新聞などで何度か目にしています。古い映画だそうで、あらすじもネタバレも自由にされている様です。

レンタル店の名作コーナーには、他にも見たい映画が沢山あったので、コミケ原稿を始める前にいくつか見たいと思います。風とともに去りぬはすごく長いのに、どうやって映画に収めたのか不思議です、早く見たいです。



■先日グンマについて書いていて思ったのですが。南国&PAPUWAで最も大人になったのは、グンマかもしれません。最初から完璧として描かれていたパプワもいますが、準レギュラーくらいで成長過程がある程度まで想像出来るのは、グンマかなと思います。

グンマの側には、高松という明らかなバロメーターがあるので余計に分かりやすいのかもしれません。一見グンマより、シンタローやキンちゃんの方が大人に見えますが、彼等の中にはマジック、高松&ルーザー様という「父」が常にいるので、気持ち的にはいつまでも子供の様なものかもしれません。



PAPUWAの迷走期、キンちゃんがレーダーを作っていた時期のシンタローは結構貴重で。総帥として自分は頑張って来たけど、マジックには及ばないと感慨深くなる時があります。

PAPUWAはそういう瞬間がもっと見たかったというか、マジックはシンタローがいないと元気がないですし、高松は生きている限りキンちゃんを応援しそうです。PAPUWAのテーマが仮に絆だったなら、沢山やる事あったろうと思いました。

タツノコプロ的なドタバタを描こうとし、ヒットした南国アニメも肝はドタバタにあると原作者は思ったのでしょうか。かえって一話完結のドタバタの方が作るのが難しいのではないか、999みたいな一話完結は相当練らないとならないのでは、と自分は思いました。カミヨミは「諸事件と主人公達」と言うスタンスだからいいですが、PAPUWAは違ったと思うので。




人生における通過儀礼的なタイミングを、逸したように見えて密やかにクリアしたのがグンマかなと思います。親の様に思っていた高松に、キンちゃんと言う第二子が登場したので、押し出し式に1人の時間が増えただけとも言えそうです。

キンちゃんはルーザー様の一人息子ですが、立場的にシンタロー、グンマが兄の様なものなので、気持ちは末っ子かもしれません。年下にコタもいますが、キンちゃんのコタの面倒は見られないと思います。一回南国で兄弟として面倒見ようとしたらしいですが、キンちゃんは自分の事で手一杯でした。

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