■疲れているせいでなくて、いつもですが。
隠居した高松に文句を言いに、香川県高松市まで来るキンちゃんを妄想していました。仮にも暗殺者集団で働いていた高松が実家?付近に帰ってくるとは思えませんが、そこは妄想です。
栗林公園で話しながら何週歩けば、キンちゃんは納得するでしょうか。栗林公園は回遊式なので何週でも歩けると思いますし、新宿御苑やセントラルパークの様な広場的な所ではなく、来園者もお庭目当ての方が多いと思われるので、何週でも行けそうです。
キンちゃんなので疲れるまで・納得するまで話していそうです。高松も中途まではちゃんと聞くと思いますが、5周目くらいからはギブアップに近そうです。回遊式であってもグラウンドとは違い高低差もあり、砂利道を延々歩くのは頭に血が上ってるキンちゃんは兎も角、高松には辛そうです。
最後は高松の年の功で、園内の和食と生菓子でキンちゃんのお腹を納得させ、笑顔で「また来て下さいね」的な別れ方をしそうです。帰りの飛行機で、高松を連れて帰るのに失敗した事に気が付くキンちゃん。
■ベクトルについて考えていえました。南国&PAPUWAについて考えていたら、全てのキャラはシンタロー、マジック、サビ?、リキッドに猛烈な愛を抱いていないと、劇中で存在さえ危ういんだなと思ったので。
その理屈なら、ミツヤとルーザー様なんてPAPUWAでも現役でぶっちぎりそうなキャラですが他界しています。ミツヤを殺したのはマジック、ルーザー様を死に追いやったのはマジック。ミツヤさんとルーザー様が亡くなったのは、実は彼等がマジック命ではなく、マジックに投影した自分達を愛したからかもしれません。
マジックの側にいたいなら、徹底的にマジックに合わせないといけません。ティラミスやチョコレートロマンス、他大勢のガンマ団員がマジックに言葉を返す事はないので、ルーザー様の死後マジックが不愉快になる事は随分減ったでしょう。
ルーザー様は兄によかれと思えば、兄の承諾なしでも何でもする方でした。
シンタローはそこまで露骨な選民思想の持ち主ではありませんが、彼に何らかの感情を向けていないと、全てのキャラは存在さえ危ういでしょう。タンノ嬢、イトウ嬢が彼への愛を叫ばないと登場できないのと同じです。
マジックより存在がソフトなだけで、シンタローはマジックと同じです。シンタローより愛される男は存在しないし、純粋に飯のタネで暗殺をしている人の描写が原則劇中にはありません。
アニメの刺客さん達はプロ根性の一点で島に乗り込んできた気がしますが、津軽君はシンタローにショタコンの対象にされています。ウィロー君にはそういう描写こそありませんが、アラシヤマの友達が欲しい気持ちのこじれに偶然にも関わっている不思議。
少女漫画なら、ヒロイン愛されも珍しくないと思います。ドジだけど優しくて明るいヒロインに皆が夢中。古いですがキャンディキャンディみたいな。
キャンディというと、イライザと二―ルの執拗ないじめですが。少女漫画のお約束であり、でもいきなり「家族です」と知らない娘さんが家に来て、彼女と仲良くなれるかも分からないなか。
「全然知らないこの娘さんに、何の権利があって今まで築いてきた自分達の家を乱されねばならないの」という、彼等からの反発もあろうかと思います。イジメは許されませんが、主人公・美少女ヒロイン・ラッキーガール・愛され体質・大おじさまの庇護下にあるという絶対の地位を持つ彼女に対して、反発を持つ程度なら重々ある事だと思います。
何が言いたいのか分からなくなりましたが、青の秘石の番人として真面目にやってきたアスさんが、あそこまでひどく言われる理由が分かりません。毒舌だの態度が悪いだの言われたとしても、劇中の平均値です。
アスに落ち度があるなら、シンタローに好意を抱かなかった事です。南国&PAPUWAのキャラクターなら、猫の子一匹まで、シンタローに愛を捧げねばなりません。画面に出てそこそこの扱いを受けたかったら絶対です。
アスは生まれながらの秘石の番人で、人間ではありません。死ねない以上、秘石に相手にされなくなったら、普通の人間として暮らすしかないらしく、細々と狼国にたどり着いたのなら哀れです。 |
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