■南国とPAPUWAは、後者は前者の続編なのに、相当数の各キャラの「好きな人」が変わっています。南国のアニメ化されていない部分(パイロット版除く)に登場したジャン、リキッド、キンちゃん&ルーザー様の怒涛の登場で、表立った人間関係がガラッと変わったせいでしょうか。
ハレとサビが普通の双子っぽくなったのは、よかったと思います。マジックだけは頑なに変わらないなと思います。一応ラスボス的な男なので、一番変わって欲しかっただけに、変わらないことが悲しくなるキャラだと思います。
サビはジャンに再会し、高松は生き別れみたいなものだったキンちゃんに出会えました。高松は、10代の頃からの思いを共有できるキンちゃんに、出会えてよかったと思います。
■PAPUWAと言えば心戦組ですが。後付けの出番とはいえ、ほんの十数年でガンマ団と並ぶ組織になったのなら、素直にすごいと思います。
山南が現役のマジックを知っているあたり、マジックと年齢は20歳差くらいのはずです。40代で現役だったマジックに、20代の若者だった山南が燃えていたなら、妄想するこちらが燃えます。
しかし山南ケースケ、何故かガンマ団に入らなかった様です。個性と容姿なら問題ないと思いますが、山南を生かせるのはやはり心戦組だろうと思います。ガンマ団に無理に入団して、夢破れる山南は見たくないです。
以下は妄想です。
・近藤イサミは粛清をした事がないのではと思う。PAPUWA登場以前に、芹沢達に該当するキャラがいたのか分からないけれど、現時点で近藤が内部を粛清するのは想像できない。
山南やアスなんて、粛清されても文句言えないだろうし、大体の隊士は局長に無礼を働いていると思う。
・心戦組の内実は兎も角、粛清と言えばマジックだとおもう。心戦組は一応狼国という基盤があるけど、マジック達は完全に私設だし、ガンマ団の方がどちらかというと「新選組」に近いと思う。
青の一族はかつて島から、異世界を求めて旅だったけれど、異世界に馴染む事はなかったと思う。武士になろうとして関東から旗揚げして、結局、武士になったようなならないような、領地や部下を得た様な得ない様な、曖昧さはマジック達も新選組も同じかなと思う。
マジックが粛清、排除した人々
■ラッコン叔父さん達血縁多数 ■ライオンパパからの代の部下達 ■ミツヤ ■ルーザー様 ■(ジャン) ■(コタロー) ■世界中の軍隊及び一般市民 ■団内の不穏分子 ■シンタローのために役に立てなかった団員多数 (アラシヤマ、ミヤギ、トットリ、コージは特戦と一戦交えたあたり、一度は粛清の対象だったのではと思う。マジックの思う「シンちゃんのお友達」枠で生き残ったのかなと思う。)
何故高松がマジックの息子をすりかえても、粛清されなかったのか謎です。高松が「マジックにシンタローを与えた」からかなと思います。 |
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