 ■やっと一枚原稿を描きました。例の如く、高松に花を上げるルーザー様です。
■グンマはエヴァが作れるだろうなと思います。装甲の中に、人工生命体的なものを入れ、一対の母子をコア・パイロットとして用意すれば、出来るのかなと思います。戦中期の日本より悪魔的な兵器です。
例の如くグンマは失敗するでしょうが、何故その失敗に高松を故意に巻き込まなかったかと思います。「可愛くて少しアホなグンちゃん」「誰かの手がないと何もできない女々しいグンマ様」という、周囲からのイメージを保つためでしょうか。
男の高松では、エヴァのコアになるために事故死と言うのは不自然過ぎるので、当の高松もグンマのために飛び込む気は無さそうです。
改蔵についての妄想です。
・長編漫画のラストとは、大抵納得のいかないものだけど。物語に枠って大事だったなと思う。ああっ女神さまが大好きで、映画は映画館で見たくらい好きだった、コミックスも集め、アフタヌーンもチェックしていた。
しかしいつの間にか自分が蛍一より年上になり、外見年齢もウルドを越えたあたりから、あの世界に親しめなくなった。大学という未知の世界と、美しい女神三姉妹の楽園を夢見たけれど、実際自分が大学生になって、女神のいない生活を送ると、女神さまが読みにくくなった。好きだったけれど。
そのうち蛍一は大学を留年し、留年したまま就職、ベルダンディーと結婚している。神と人とは、的な論議はあまりされなかった。蛍一とベルダンディーは学生同士の様な「枠」の多い頃が一番輝いていたと思う。
改蔵なのだが
レギュラーの改蔵、羽美、地丹は入院初期と思しき一巻頃と比べ、最終巻近くの方が人格が崩壊気味だと思う。改蔵は女たらしになり、羽美は小動物を殺し出し、地丹の卑屈さは歴史上例がないくらいである。
巻数を追ってキャラが崩壊したから、レギュラー三名は精神病患者であったというオチをつけたとしても。とても退院できるような精神状態ではないと思うのだが。
改蔵と羽美は散々地丹と言う同病の青年をいじめ倒して、カラリと退院。地丹は母親に見捨てられて、すずとだけ話しているのが最終回だけれど、多分地丹の母役だった婦長さんは産休中だったのだろう。歴とした理由がないのに、患者から離れる様な女性に見えなかったから。
改蔵と羽美はどこへ行くのだろうと思う。いままではすず、地丹、天才塾という、妄想の産物が2人の自我を支えていたけれど、もう彼等を支えるのはお互いしかないのだろうと思う。すずの様に明るい気持ちで見守るしかないにせよ、あの羽美がリアルの世界に出れば、改蔵を本当に殺しかねない気がする。
すずの言う様に、改蔵と羽美は病院から違う世界に言っただけなのかなと思う。いずれにせよ、ハムスターをジュースミキサーに入れ、スイッチを押す様な少女、同級生をジャングルジムから足蹴にして障害を負わせる女性は、ギャグ漫画の世界以外で生きられないと思うが。 |
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