■疲れているので、ろくな事を書かない気がします。(以下、楽しくない日誌が続きます。不愉快にさせましたらすみません。)
疲れたら行こうと思っている温泉や旅館リストがあるのですが、本当に疲れていると車のハンドルが握れないのかもしれません。家から鉄道駅が近くないので、這ってでも行きたいです。
■なんでシンタローがうまく理解できないんだろうなと思ったら。自分がシンタロー程自信にあふれておらず、父親の事もろくに信じていないという事実にあたりました。
シンタローは、マジックの事を信じているから「やり方が強引だっただけ、マジックも哀れな面があった」と思い、本当の総帥、本当のガンマ団的なものを志向しているのだろうと思います。
家族愛の何たるかを知らずに成人し、周囲とも何となく壁があるグンマについても、我が身の様で書きにくいという面があります。(※グンマはあくまで権力者に近い血統故の寂寥、竹淵はもっとつまらない理由で)
昔、現実の女としての人生に辛さを覚えた女性達が、やおいというジャンルを確立したという神話を思い出します。そこそこ非現実的なものの方が、恐れや倦怠、苛立ちを覚えないで、感情移入して楽しめるのかもしれません。
■孔子の言葉に、「自分がされて嫌な事を、人にしてはならない」というのがあります。いい言葉ですが、親子、父娘という場合は、実行されがたい言葉だと思います。あくまで実感なので、余所のご家庭についてあれこれ言うつもりはありません。不愉快に思われたら、申し訳なく思います。
親子関係は、力関係です。
財力、年齢、体力、性差、経験等で勝る男親は、娘の上位にあります。家の中というのは、力のあるもの、力のないものがハッキリしています。
発言権だったり、影響力だったり色々な力が家の中にあります。子供特に女児が親に「お父さんの言う事は間違いだ」と言えば、親不孝、親の気持ちが分からないと言われてお仕舞でしょう。
親の気持ち、父の気持ちなど永遠に分かるはずありません。異性であるうえに、「俺は家で一番偉い」と、生まれた時から刷り込まれている男、かつての誰かの長男がそのまま成人して父親になった場合、まさしく大きい子供としか言えない怪物になります。
娘は小さい頃はその怪獣に養われるしかないから、自分も怪獣の仲間の様な気持ちで過ごすでしょう。しかし単に子供の偉がりを脱していない父の振る舞いなど、怪獣と言うか化け物に見えて来ます。
加齢等による認知的な問題ならまだ寛容になれるかもしれませんが、父は若く健康です。父娘関係は、悪質なパワーバランスの一形態であると、気が付かなかった昔の自分には戻りたくありません。 |
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