madeingermany

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...... 2018年04月08日 の日記 ......
■ 小諸   [ NO. 2018040801-1 ]

■今日、グンマ様の小説を書こうと思います。PAPUWAでグンマが「本当の家族になれる」と繰り返し言いますが、「本当の家族」なんて私にも分かりません。

グンマ様は、しつこい程面倒をみてくれた高松の代わりに、血縁たちになって欲しいと思っているのか。自身が血縁たちに対し、過去疎ましい程愛してくれた高松みたいになるつもりかのか。



■読もうと思って借りていた宮尾登美子の最後の本、クレオパトラを読み終えました。今日図書館に返しました。タダで読んだくせに何を思うのかと思いましたが、世に知られている宮尾作品の、もう少し作家の「得意分野」を読めば、印象が変わったのかもしれません。数件読んだ作品の感想は以下のとおりです。


・ヒロインの不倫願望が激しくてついけいけない
(「完成されたミドル」がヒロインのタイプなので、業績のある男性と言えば大体既婚者である。)

・ヒロインは不倫相手との妊娠を繰り返すが、不倫相手を愛していて勢いでそうなったのではなく、男性を確実に自分に引き寄せる手段として、赤ちゃんを利用しているに過ぎない

・不倫、妊娠、男性の家族からの「中傷」等の先に何があるのかと言うと、読んでいて全く砂を噛むような、「あらすじ」「プロット」で終盤を迎える事が多い。

他人に憎まれる「愛」を選んだ覚悟もなく、ただ、「女だから」と既婚者に食らいついていくヒロインが怖かった。クレオパトラも、あそこまで周囲に憎まれる女として書かれては、故人にどうかと思った。他の作品のヒロインたちも、劇中でさぞ憎まれ、嫌われているだろうと思う。



「蔵」のヒロインは清純な方なのだが、ヒロインの恋、結婚、出産の描写がありきたりを通り越して、殴り書きだった。「・・・と思われた」「・・・・であろうか」「・・・・らしい」「・・・・と見える」「後で思い返すと、この時期が人生最良と言えた」等、煮え切らない言い回しが多く、ヒロインに感情移入しようにも「本当は何だったんだ」と引いてしまう。

著名、有名な女流作家なのは、作者略歴だけで分かる。作風がライトなのかヘビーなのか、大衆作家なのか本格派なのか最後まで要領を得なかった。



■お花見に、長野の懐古園に行って来ました。朝雪が舞っていたので、行けるのか不安になりましたが電車も止まらず、予定通り桜を見て来ました。

乗ったのは、しなの鉄道でした。元信越本線なので、沿線には美しい元軽井沢駅があります。子供向けにアレンジされていて、賑わっていました。群馬側の横川にもテーマパークがあります。信越線は色々不遇、困難に直面した路線ですが、実に愛されている路線だと思います。

群馬では見られなくなった、115系の車両がしなの鉄道を走っています。塗装が違うので一見別の車両に見えますが、乗ってみると懐かしい内装です。重そうな走り、どっしりした走行音が大好きです。

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